徳間文庫<br> 投手論

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徳間文庫
投手論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198942410
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0175

出版社内容情報

メンタルとコンディションは技術を凌ぐ―。投手コーチとして7シーズン4度優勝の元メジャーリーガーが明かす”守り勝つ”哲学!

内容説明

打ち込まれたときほど偉そうにマウンドを降りる。練習も本番も全力で臨んではいけない。一勝一敗一分でよしとする―。速球で劣りながらメジャー32勝を果たした吉井は、技術や体力に磨きをかけたわけではなかった。鍵はメンタルとコンディション。現役時代の試行錯誤の先に、投手コーチとして7シーズンで4度優勝の輝かしい実績がある。優勝請負人が明かす、守り勝つための勝負哲学!

目次

第1章 投手のダンディズム
第2章 投手に必要な三つのコントロール
第3章 投手コーチが教えられるたった一つのこと
第4章 エースの条件
第5章 プロフェッショナルな指導者
第6章 メジャーへの挑戦

著者等紹介

吉井理人[ヨシイマサト]
1965年生まれ。和歌山県立箕島高等学校卒業。84年、近鉄バファローズに入団し、翌85年に一軍投手デビュー。88年には最優秀救援投手のタイトルを獲得。95年、ヤクルトスワローズに移籍、先発陣の一角として活躍し、チームの日本一に貢献。97年オフにFA権を行使して、メジャーリーグのニューヨーク・メッツに移籍。98年、日本人メジャーリーガーとして史上2人目の完投勝利を達成。99年には、日本人初のポストシーズン開幕投手を担った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たらお

19
試合の良し悪しは投手で決まるものと考えている。投手は繊細であり、孤高であり、自分というものを確立しているためにコーチングは難しいと思われる。そんな中で実績もある吉井の投手論。吉井だって現役の頃は相当ふてぶてしかったし、栗山監督と投手起用をめぐって一悶着あったと記憶している。どんな指導をしているのか気になるところである。やはり、プロなので技術を教えるというよりは第一はコンディショニングと気持ちのコントロール重視。現役選手への関わりや見解から、理論もあるけどメンタル面で投手を支える意思が伝わってくる。2017/07/17

マッちゃま

18
NPBファンとして興味を持ち読んでみました。実に面倒でありながらも絶対的な存在感を持つ「投手」と呼ばれる人種(!?)投手が結果を出す=優勝もあながち間違えではないワケです。それじゃ〜結果を出すにはどうすればいいのか?結果を出す為にどうしているのか?ファンなら気になるじゃ〜あ〜りませんか。本書を読み終えて感じたのは「良いと分かっていても出来ない(しない)のが人間」なんだなぁ〜でした。要は「良いと分かっている事を実践していく」のは1つの手なんだと。素晴らしい結果を出し続けるスーパースターの存在に憧憬と感謝。2017/07/09

文章で飯を食う

14
すでに読んだ新書版の加筆修正とのことだが、全く覚えてなくて楽しく読めた。投手はヤセ我慢で、ノックアウトされた時ほど、堂々と帰ること。調子が良かろうが悪かろうが同じ顔をしている事。投手で一番大切なのは、コンディショニングである。野村監督がピッチャーが気持ち良く投げられるように考えている事。野村マジックと言われているがオーソドックスな事。先発、中継ぎ、抑えを決めて144試合、投げられるように気をつけることが、投手コーチの仕事。実力以上の結果は出ない。2017/09/19

文章で飯を食う

7
三読目だが、相変わらずおもしろい。2018/12/23

おおとろ|内省的ストーリーテラー

3
☆☆☆2018/09/28

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