徳間文庫<br> 帰らずの海

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徳間文庫
帰らずの海

  • 馳 星周【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 475p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198941338
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

殺人事件の被害者は、かつて愛した女だった。刑事田原稔が事件を追う。函館を舞台に描いた、傑作警察ノワール。辞令がなければ、函館に戻るつもりなどなかった。刑事田原稔は、正式な着任の前日、殺人事件発生の報を受ける。被害者は、かつて若い愛情をかわした女、水野恵美だった。田原の胸に「あの時」のことが蘇る……。この捜査に関わることは、二十年前に彼が故郷函館を捨てざるを得なかった、ある事情を追うことと同じこと。田原は黙々と捜査を続けていく……。北海道の港町を舞台に、かつて若かった者たちの激情が交錯する。馳星周が描く、傑作警察小説!

馳星周[ハセセイシュウ]
1965年北海道生まれ。96年『不夜城』でデビュー。同書で吉川英治文学新人賞を受賞。『鎮魂歌――不夜城?』で日本推理作家協会賞を受賞。『漂流街』で大藪春彦賞を受賞。『ダーク・ムーン』『生誕祭』『弥勒世』『煉獄の使徒』『沈黙の森』『ソウルメイト』『アンタッチャブル』など著書多数。

内容説明

辞令がなければ、函館に戻るつもりなどなかった。刑事田原稔は、函館西署着任の前日、殺人事件発生の報を受ける。被害者は、かつて愛情をかわした女、水野恵美だった。反故にされた約束。忘れたことはない。忘れられるはずがない。この事件に関わることは、二十年前に彼が故郷を捨てざるを得なかった、ある事情を追うのと同じこと。田原は黙々と捜査を続けていく。警察小説の傑作!

著者等紹介

馳星周[ハセセイシュウ]
1965年北海道生まれ。96年、『不夜城』でデビュー。同書で第18回吉川英治文学新人賞を受賞。『鎮魂歌―不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞を受賞。『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

菜穂子

59
赴任先での最初の事件は、かつて愛した人の死亡事件。函館の街を舞台に兄妹と共にすごした若かりし頃の田原 稔の苦悩と結びついて事件は謎が謎を呼ぶ。警察とヤクザと言えば最近は柚月さんをすぐに思い浮かべていたけれど、一途な男女の閉ざされた思いを解き明かすように捜査は進む。読み応えがありました。2020/10/11

巨峰

57
読みごたえはあった。知り合いだらけの地方都市の閉そく感なんて、想像しかできないけど息苦しい。でも、ほとぼりが冷めたら連絡とりあったらよかったんちゃうの?登場人物は端役までキャラが立っているのが良いです。2021/02/05

keiトモニ

46
昔の章と今の章が交互に語られる。おっと「昔部」にはポケベル「今部」は携帯が通信手段だ。さて中学生恵美は“15年後に会おう。15年後の今日、立待岬で会うの。私待ってるから”…稔“15年後立待岬。わかった”と。しかし15年後だぜ。金色夜叉でさえ、来年の今月今夜のこの月を…だ。覚えてるわきゃない。それが“恵美は15年後立待岬にいた。1時間たっても2時間たっても田原が現れるのを不安げな顔をして待っていた”…ああそれが現実なら恵美よ、哀しいな。寒いだろによ。田原稔よ、双眼鏡で彼女を確認したんだろ。傍に行ってやれよ。2021/12/20

shiozy

26
馳星周といえば、ハードボイルドである。ハードボイルドといえば、テンポいい活劇である。しかし、本書はイマイチテンポに乗れない。「どうした馳星周」とツッコミを入れたくなるだろう。殺人事件を追う刑事の今と過去を交互に語っていくのだが、正直、中だるみである。500頁近い長編ではなく、300頁程度でまとめたほうが良かったような気がするのだ。デビュー作『不夜城』のあの興奮よもう一度、である。2016/08/20

99trough99

21
少年期を共に過ごし、図らずも共に刑事となった田原と水野が故郷の函館で水野の妹、恵美が遺体になって見つかるところから始まる本書。最後に待っているであろう結末を想像しながらどんどん読み進めたが、結末のあとに待っている田原と水野の心情が想像を遥かに超えて深かった。馳さんは2冊目、「少年と犬」に続いて手に取ったのがなぜか本書でしたが、のめり込むように読み進めました。それにしても悲しいな。2021/03/21

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