出版社内容情報
すっぴんだとブス。男のほうが恋をひきずる。電車内で鼻××。「そういうことになっている」日常に待ったを入れる痛快エッセイ集
ファンデーションは女性全員をブスにするのに、すっぴんに大騒ぎするのはおかしい。「おまえといても男といるみたいだって言われる」とボヤく女性に「そんなことないよ」と励ますべからず。「小悪魔」は若い女では意味がない。ジャズを流す店に垣間見える誤魔化しの法則。――毎日の暮らしの中にはびこる思い込みに「待った」を入れる、目からウロコのエッセイ集。
『すっぴんは事件か?』改題のリニューアル文庫。
【著者紹介】
1958年、滋賀県生まれ。1990年、『ひと呼んでミツコ』で単行本デビュー。2014年、『昭和の犬』で直木賞受賞。著書はほかに『受難』『ツ、イ、ラ、ク』『ハルカ・エイティ』『リアル・シンデレラ』『終業式』『整形美女』『近所の犬』『部長と池袋』『謎の毒親』など多数。
内容説明
ファンデーションは女性全員をブスにするのに、すっぴんに大騒ぎするのはおかしい。「おまえといても男といるみたいだって言われる」とボヤく女性に「そんなことないよ」と励ますべからず。「小悪魔」は若い女では意味がない。ジャズを流す店に垣間見える誤魔化しの法則。―毎日の暮らしの中にはびこる思い込みに「待った」をかける、目からウロコのエッセイ集。
目次
第1章 不確かな性差(男女比較エッセイの矛盾;男女差は鼻○○にこそ;エロ本の男女差;スーツ萌え~;おっぱいを何と呼ぶべきか;ごはんのナゾ)
第2章 落とし穴(ポジティブシンキング訓練;なぜ、すっぴんに騒ぐ?;ファンデを塗ると全員ブス;小悪魔は正確に;いい男も正確に(リニュアル特典)
「女優○○似の美人」の盲点
顔面相似形の嘘)
第3章 いかがなものか(ジャズをかける店がどうも信用できないのだが…;文庫を先にしてみては?;いっそ理想の文芸誌;怠慢大賞総ナメ;小学生の夢、ベニスに記す)
著者等紹介
姫野カオルコ[ヒメノカオルコ]
1958年滋賀県生まれ。姫野嘉兵衛は雅号。『昭和の犬』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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