出版社内容情報
時代小説の第一人者が描く好評時代シリーズ第三弾。今度の敵は、影で動く刺客集団「梟組」!隠密・葵十三郎剣客放浪伝。
好評シリーズ『用心棒血戦記』第3弾。
国許にむかうふたりの密使を警固してほしい――。幕府の隠密、葵十三郎にまたしても難題が持ち込まれた。
密使たちは中老たちの悪事を暴くべく書類を持ち帰ったが、城代家老の屋敷には迂闊に近寄れない状況だった……。
今度の敵は、影で動く刺客集団「梟組」!?
【著者紹介】
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、教員生活を送る。90年『剣の道殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。
内容説明
老中直属の隠密、葵十三郎は、出羽国谷垣藩の江戸留守居役から助力を頼まれる。藩士二人を警固して国許まで送り届けてほしいという。谷垣藩では家中を二分する騒動が起きているらしい。梟組と呼ばれる刺客集団が暗躍し、潜入した幕府のお庭番二人が領内で消息を絶っていた。廻国修行の兵法者、神林弥五郎とともに奥州街道を北上する命がけの旅が始まった。長篇時代小説文庫オリジナル。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
111
用心棒血戦記「奥羽密殺街道」3巻。 今回も剣戟シーン満載だが、神林弥五郎、幕府御庭番おゆき、葵十三郎の小者茂平との絡みもあり、面白くなってきたかな。2015/03/14
Tatsuhito Matsuzaki
2
話の流れに覚えがあると思ったら、四年前の既読本でした! この手の時代小説は、それでも楽しめます。2020/07/04
犀門
1
#063★★★☆☆前半は退屈でなかなか読み進めず難航。しかし、敵の正体が明らかになってからはズンズン読めたような。前の巻よりチャンバラ臭が控え目なのが良かったかな。2015/03/24
しんのすけ
0
とりあえず読んだ2022/04/17