出版社内容情報
初収録作品が3篇! ファン待望のオリジナル傑作選第3弾!
膨大な西村作品の中から、トリックを駆使した作品をメインに、本格ミステリーの傑作を集めた作品集。
「オートレック号の秘密」「超速球150キロの殺人」「トンネルに消えた…」「三十億円の期待」等に加え、
「カーフェリーの女」「鳴門への旅」「グリーン車の楽しみ」の3作品は、今回初めて収録される!
ファン待望のオリジナル作品集!
【著者紹介】
1930年東京都生まれ。トラベル・ミステリーの第一人者。65年『天使の傷痕』で第10回江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞、2005年、第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。著作は500冊を超えた!
内容説明
1963年にオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビューした西村氏は、作家生活50周年を迎えた。この間、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、日本ミステリー文学大賞等々を受賞し推理小説界を牽引、大山脈を築き上げた。本書は、初めて収録される3作品を含め、トリックの妙、本格ミステリーの醍恒味が堪能できる新編集の傑作選、第3弾である。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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emi
2
テンポよく読めておもしろい短編集だった。ただ、せっかく新編集したのだから言葉のアクセントを現代の遣い方に直しておいてほしいところがあった。2015/02/16
こたつ
1
さすがの西村京太郎とは思えるし、面白い短編集ではあるものの、色褪せたような印象を受ける。
なめこ
0
時間をつぶしたくてコンビニで購入。こういう昔の短編を集めて本にして流通に乗せるっていうのは、まあ無名の新人よりは売れるんでしょうな。もちろん西村御仁の筆力は安定のクオリティだけど、時代が変わりすぎてトリックは古びているし、ミステリーとして推理を楽しめるものではない。解説も、初出と登場人物の他作品を挙げて整理するだけで、読み物ではない。内容は面白い、が、編集手法に疑問。2013/12/12
コマンドー者
0
文庫オリジナルの各既発文庫に収録の代表作といえる短編を集めたもの。いずれも捻りが効いていて楽しめる。ラスト3作は初収録だが、短編というよりショートショートみたいな感じである。2022/03/26
じゅん
0
く2018/12/06