徳間文庫<br> BLOODLINK〈2〉赤い誓約

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徳間文庫
BLOODLINK〈2〉赤い誓約

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198937676
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

クラスメイトを殺してしまい絶望する主人公と、癒そうとするヒロイン。ふたりは想いながらもすれ違っていく

人を喰らう怪物“地蟲”に寄生されながらも最期までヒトとしての理性を失わなかった牧野。彼女は僕を好きでいてくれていた。そんな彼女をこの手で殺す必要が、本当にあったのか――。傍に寄り添ってくれるカンナの笑顔に癒されつつ、惨劇の記憶が蘇り苦悶する和志。また地蟲の研究者だという老人がカンナの名前を口にしたことで嫌な想像が加速し……。いつしか二人の心はすれ違っていく。

【著者紹介】
1967年5月生まれ。「ワイヤード」などのライターとして活躍しながら小説を執筆。繊細かつ情緒溢れる独特な筆致が注目を浴びる。著書『BLOODLINK』は2ちゃんねるラノベ大賞で1位、『ノーサイドじゃ終わらない』は「このミス!」ランクイン。

内容説明

人を喰らう怪物“地蟲”に寄生されながらも最期までヒトとしての理性を失わなかった牧野。彼女は僕を好きでいてくれた。そんな彼女をこの手で殺す必要が、本当にあったのか―。傍に寄り添ってくれるカンナの笑顔に癒されつつ、惨劇の記憶が蘇り苦悶する和志。また、地蟲の研究者だという老人がカンナの名前を口にしたことで嫌な想像が加速し…。いつしか二人の心はすれ違っていく。

著者等紹介

山下卓[ヤマシタタカシ]
1967年5月生まれ。『WIRED』日本版記者を経て、フリーライターとして活躍しながら、96年より小説を執筆。ノンフィクションや映画脚本なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Puppy

4
今回は、あんまり物語が進まなかったように感じる。すごく暗い話だった2014/02/02

薄荷飴

3
なんと救われない展開・・・。あまりにも非現実的な体験をしてしまったことですぐそばにあるはずの日常から追い出されるような描写が凄まじいです。行き場のない感情をどこに向かわせればいいのかもわからず、けれども時間と事態は主人公二人を待つことはない。そんな僅かな望みすら見いだせない状況の中、カズシが最期に下した決断と覚悟はあの展開を打ち砕く一手となり得るのか。深見さんが言っていた残酷な癒しとはこのことでしょうか。続きが気になります。2014/06/28

千円

3
辛い。読むの辛い。でも、僅かな希望が眩しくて、グッと熱くなる。心奪われる。これからどうなるんだろうか。話が進んだわけではないが、やっと立ち上がった。がんばれ。2014/02/09

キスイ

2
シリーズ二作目。陰鬱な雰囲気。解説が深見真さんなんだけど、言われてみれば作風が近い気がする。2014/03/02

てらも@福岡県(21)

2
救えなさすぎるんですが…2014/01/08

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