内容説明
修学旅行で目を覚ました少女の指には、赤い糸が結ばれていた。その糸をたどっていくと、男子の部屋のドアの向こうには…。百発百中の占い師に「あなたは、この名前の人と結婚する」と言われた彼女が、その男を捜し、ついに辿り着いたドアの向こうには…。いくつもの恋物語が織り成す、運命の赤い糸に導かれた最高に幸せな結末とは?赤い糸の伝説を信じる全女性必読の書!!
著者等紹介
蘇部健一[ソブケンイチ]
1997年第3回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マムみかん(*ほぼ一言感想*)
19
「赤い糸」の言い伝えをテーマにした短編集…と思わせておいて、実は伏線が張り巡らされた長編。 読み始めると、なんだか「赤い糸」を信じたいオトメゴコロを嘲笑うかのような物語ばかりだなぁ…どうして本屋さんではコレを女性読者にプッシュしているんだろう…と疑問が渦巻く。 でも、壁に叩きつけずに最後まで読んでね(笑)。 ちょっと「赤い糸」を信じても良いかな~と思えます♪ あと、本文イラストがネタバレなので、絶対にパラパラ見ちゃダメですよ☆2013/08/05
流咲月
11
初読み作家様。表紙では気付かなかったが、久々の羽住さんイラスト。そのせいか、最初は乙一氏の別名義かと思った。赤い糸にまつわる短編+α。作中で赤い糸は絡まないとあるが、絡んだ糸を解いていくかのような読書が楽しかった。絵の配置、扉もワクワクする感じでいい。物語的なよく出来た感は否めないけれど、人との出会いはタイミングも重要なファクターだよなぁとしみじみ…。足の悪いお婆さんは普段からエレベーター使ってたよね?2014/09/28
rainmaker
7
「人生とはつねに、もしもの連続である」/赤い糸にまつわる短編集。それぞれの短編が長い赤い糸のように繋がるのは好きですね。挿絵の使い方も効果的で面白かった。扉の向こうの挿絵が衝撃的。2016/05/05
yamakujira
3
「赤い糸で結ばれたふたりが出逢うまでの物語です」って帯の背表紙には「恋愛ミステリー」とも。ちょっとブラックな展開を予想してたのに、甘いまんまで終わったな。長編かと思ったら、5編の短編のようで、終章でそれぞれ回収されて連作になる。でも、どこがミステリーなのかなぁ。占い師の言葉に縛られる果穂の行動も好きになれない。自分にはつまらなかったけれど、女の子はこんな話が好きなのかね。 (★★☆☆☆)2015/05/18
みっくん
3
タイトルから”赤い糸”って一般的なアノものを意味してたけど、やっぱり?蘇部さんが書く作品だけあって設定とか話の展開とか一筋縄にはいかなかった…wwなんといっても、文章と挿し絵の絶妙さが素晴らしかったです♪そこは読めば分かります(^w^)2013/07/10