内容説明
「私ね、バックが好きなの。後ろから、いい?」四つん這いになって無防備な尻を陽一のほうへ突き出してくる。「強烈だな、ママその格好」―喫茶店でアルバイトをしている陽一は、常連客の香奈恵に恋心を抱いていた。しかし、彼女の左手薬指の指輪が恨めしい。周りの人妻たちの肉食攻撃に応じながらも、脳裡には憧れの人妻の姿が。一方、陽一の想いに応えたいと思いながら踏み出せない香奈恵は…。
著者等紹介
牧村僚[マキムラリョウ]
1956年生まれ。年上の女性への憧れを描いた作品を得意とする。そのこだわりゆえに「ふともも作家」の異名をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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