標的は東京!北朝鮮弾道ミサイルの最高機密

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198616731
  • NDC分類 392.21
  • Cコード C0031

内容説明

「北朝鮮はノドン、テポドンといった弾道ミサイルだけではなく、すでに巡航ミサイルをも実戦配備している。そして2003年中に公開予定のテポドン2号は、9個の弾頭を備えた『超重』ICBMである。生物化学兵器、核弾頭、オゾン層破壊兵器…北朝鮮の軍事力は、金正日が言ったように、『地球を破壊する』だけの実力を有しているのだ」最重要ミサイル生産基地である煕川38軍需工場で、通信・制御関連の開発に携わった男が、北朝鮮ミサイルの最高機密を暴露する。

目次

序章 仮想ドキュメント―北朝鮮軍、韓国へ進攻
第1章 ミサイル生産基地の全貌
第2章 北朝鮮ミサイルの恐るべき威力
第3章 ミサイル輸出と外貨稼ぎ
第4章 アメリカは北朝鮮のミサイルを怖がっている
第5章 ミサイル技術者の亡命
第6章 弾道ミサイルの恐怖からいかに逃れるか
第7章 日本製品の流出を食い止めろ

著者等紹介

李福九[イボック]
1946年5月27日、咸鏡北道明川郡に生まれる。17歳で明川の高等中学校を卒業後、11年間の兵役に就く。その間、特殊部隊692訓練所に4年間所属したほか、軍事停戦委員会の秘密要員として南北赤十字会談の場などでスパイ活動を行なう。退役後は開城放送局に勤務して対南放送を行ないながら通信技術を習得し、36歳のときに国防大学に入学し無線工学を学ぶ。1988年に大学を卒業後は、軍用通信システムの専門家として煕川38号工場でミサイル製造に従事。1997年6月に脱北し、身分を隠して中国・ロシアで働く。1999年11月、中国人船乗りの斡旋で海路韓国入りを図るも、済州島沖で韓国海上警察に拘束される。当局の取調べを受けた後、北朝鮮のミサイル開発について韓国当局および在韓米軍に証言し、その対北朝鮮政策に大きな影響を与えている

金燦[キムチャン]
1954年、釜山生まれ。早稲田大学中退。朝鮮半島の戦後史を研究。韓国、北朝鮮の現代史ウォッチャーとして活躍中の気鋭ジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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