内容説明
「殺されたのは水茶屋の女中お時、殺したのはお時に入れ上げていた陶物師の賢吉！」飛び込んできた下っ引源三の報せに、夏絵や金次らと煤払い後の酒を愉しんでいた雪之介は重たい腰を上げた。武家屋敷ばかりで、隠れる場所のない町へ逃げ込んだ賢吉が身を潜めたのは一体何処なのか？のらりくらりの独り身同心が、情けの刃で悪巧みを一刀両断。
著者等紹介
瀬川貴一郎［セガワキイチロウ］
大阪府生まれ。近畿大学卒業。江戸川乱歩賞候補作に４回選ばれる。ＮＨＫ、ＭＢＳ、ＫＴＶなどでＴＶドラマの脚本を手がける。４０年以上もゴールデンタイムを堅守したＡＢＣ「部長刑事」のライターの一人として活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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流之助
33
kindle unlimitedより。「父ちゃんへの離別状」が落語の人情噺のようで良かった。五歳と三歳の幼子の見せる強さと親子の情。夏絵との関係は特に進展せず。原因は雪之介にほとんどあるようだが。2018/07/05
ひ ろ
22
★★★☆☆ 完全犯罪を企む犯人側から描いた倒叙ミステリーものが多いシリーズ。トリックは中々面白いものが多いがストーリがちょいとこなれてないと感じる。2024/07/16
ひかる
0
のらくら同心が事件解決に闊歩する。のほほんとしたキャラに癒されます。2014/04/20
つめ
0
１巻が売ってなかったので２巻から。時代考証適当ですね。ライトノベル作家だから仕方ないのかな。2019/04/29
