内容説明
取締役昇進に洩れ、監査役となった西村には仕事もほとんどない。だが銀座のクラブのママに頼まれ、サラ金から五百万円の金を借りた西村は、その肩書が絶大な威力を発揮することを知り…「使途不明金」。会社に人生を捧げた男たちの悲哀五篇。
著者等紹介
清水一行［シミズイッコウ］
１９３１年東京都生まれ
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感想・レビュー
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カープ坊や
12
『清水一行 再読中！』 本作も２０年ぶりの再読！ 短編なれど読み応えあり。 氏の経済物と事件物は最高。2014/09/18
まろまろ
6
5編とも内容が濃く、手に汗握る。これだけの悪事を練り上げる清水一行氏の執筆力に圧倒された。2019/08/12
光雲
2
自動車、メーカー、保険と色々な業種のサラリーマンの奮闘する短編集。 読みやすい文章の割に2時間ドラマにできそうなほど内容が濃い作品ばかりです。2011/10/04
