出版社内容情報
刊行から20年、日本社会は大きく変わった。
毒親ブームの原点となった本書の、未訳部分をすべて加えた完全版。
内容説明
不安、怒り、過剰な義務感、つきまとう罪悪感…傷ついた子供の心は、一生苦しみ続ける。親に奪われた人生を取り戻すために。あなたが「毒親」にならないために。勇気をもって、本書を開こう。
目次
第1部 「毒になる親」とはどんな親か(「神様」のような親;義務を果たさない親;コントロールばかりする親;アルコール中毒の親;残酷な言葉で傷つける親 ほか)
第2部 「毒になる親」から人生を取り戻す道(「毒になる親」を許す必要はない;「考え」と「感情」と「行動」のつながり;私は何者か―本当の自分になる;「怒り」と「悲しみ」;独立への道 ほか)
著者等紹介
フォワード,スーザン[フォワード,スーザン] [Forward,Susan]
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)演劇科を卒業後、結婚して二児の母となり家庭に入っていたが、1965年にUCLA大学病院の神経精神病学科でボランティアとして働いた時に、患者と心を通わせて治療を効果的に進めることができる才能を見出されて医師の助手になる。それがきっかけで南カリフォルニア大学精神医学ソーシャルワーク科大学院に入学し、1970年に修士課程修了。ソーシャルワーカーの仕事をしながら1974年に臨床心理セラピストの資格を取り、セラピストとして独立。その後、ケンシントン大学で心理学の博士号を取得。1978年、親による性的虐待を扱った最初の作品“Betrayal of Innocence”が出版されて注目を集め、1980年にDVや虐待の被害者の心理治療を行う最初のセンターをロサンゼルス郊外の街に開く。その後も自身が運営する2か所のセラピーセンターで被害者の心理治療を続けながら、南カリフォルニア各地の数多くの医療機関や大学病院精神科でカウンセラー、セラピストのインストラクター、コンサルタントを務め、また講演家としても全米各地から招かれて数多くの講演を行った
玉置悟[タマキサトル]
1949年東京生まれ。東京都立大学工学部機械工学科卒。70年代末より米国在住。日本のロック音楽界の黎明期にグループを育てるなど、70年代を通じて音楽業界で活躍。渡米後は駐在員、リサーチ会社勤務などを経て、長らく通訳、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けぴ
名前氏
suite
芋猫
織川 希