内容説明
死とは何か。死の恐怖から逃れる術はあるか。死後の世は、はたして存在するのか。輪廻は、現世のどの行為で決められるのか。衆生救済のため活仏=生き仏が輪廻転生を遂げるというなら、誰もが活仏に問いかけてみたいと思うはずだ。多くの活仏の中でも、観音菩薩の化身といわれ、釈尊の時代から74回の輪廻を経てきたとされるダライ・ラマほど、すべての疑問に答えるにふさわしい存在は他にない。命の終わる先に何があるのか全てを明かせる人がここにいる。
目次
第1章 「死」とは何か―古い衣服を着替えるがごとし
第2章 輪廻転生の法則―来世、人は何に生まれ変わるのか
第3章 カルマの法則―どうすれば、煩悩から解放されるか
第4章 愛と慈愛、そして性愛―なぜ、愛は憎しみへと変わるのか
第5章 欲望について―快楽と至福の喜びはどう違うのか
第6章 宇宙の法則―大宇宙の真実が語りかけるもの
第7章 「知」と「心」の融合―求めつづけることの大切さ