内容説明
おばあちゃんが教えてくれたのは、友だち、家族、モノを大切にすること。ひとりぼっちになったきいろいおうちくんにおとずれた、想いをつなぐちいさな希望の物語―。
著者等紹介
カワダクニコ[カワダクニコ]
1978年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、デザインの仕事をしながらイラストレーターに。日本児童出版美術家連盟会員。2011年『ねこのにゃーた うみへいく』で第17回おひさま大賞優秀賞受賞後、『ねこのにゃーた』(小学館)で絵本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
32
丘の上の小さな黄色いおうちくん、あかいおうちくん。住んでいる人がいる間はよかったが、時と共に無人になり朽ちていく。このまま終了と思ったら素敵なラスト、ハッピーエンドに笑顔になった。2023/05/27
源
17
私の大好きな思い出の絵本は、バージニアリーバートンの『ちいさいおうち』1954年。それを想起させる日本版おうちの絵本。温かなひとつひとつの描写に出会った子どもは思い出の絵本に挙げるだろうことは確実。2022年。2023/02/12
遠い日
8
丘の上の小さな、黄色いおうちくんと赤いおうちくん。おうちくん同士も仲よしで、そこに住む人たちも仲よし。でも、時が状況を変えていく。寂しい展開に、どうなるのかとはらはらしましたが、ちょっとした伏線もみごとに回収されて、思わぬ明るい結末にほっとしました。2022/12/18
そうさん
5
ラストは幸せな気持ちになれるお話。2024/02/02
しい
4
ハッピーエンドでよかった。2022/12/15