内容説明
マニラの闇、バンコクの深奥、タイ北部のメーホーソーン、バングラデシュの娼館、インドのブラマプトラ川、厳寒のインド・ヒマラヤ、アフガニスタン各地、少数山岳民族の住む村々…旅人たちはアジアの辺境を目ざす。そこには日本人が忘れてしまった心があり、癒しがある。そして旅人は自身を取り戻す。さあ、君もバックパックを背負い辺境を目ざせ!そして自分自身になれ!文庫書下し。
目次
マニラ、まにら、魔尼螺(浜なつ子)
熱情バンコク(岡崎大五)
八年後のメーホーソーン(福田素子)
イスラムの娼婦たち(森川庚一)
僕はまだ、ブラマプトラを見ていない(森永秀史)
厳冬のインド・ヒマラヤ潜入記(謝孝浩)
アフガニスタンに消えた日本人(西牟田靖)
原色の人々(下川裕治)