感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
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著者が、どんな意図で本書のタイトルをつけたのか? という疑問が残る。内容は、世界的、あるいは、とある1国の情報を如何に取得するか、というものだ。上記のことから、自分的にはアメリカのCIAとか、旧ソビエトのKGB。イギリスのMI6や、イスラエルのモサドなど秘密情報機関を考えてしまう。それでは日本の情報機関は、内閣官房情報局!? と思い描くが、それは小説の読みすぎ?というもの。本来は、いたって地味で、外務省や各国にある大使館付き次官が、その国の各新聞紙を、全国紙から地方紙に至るまで、隈なく読み漁ることらしい。2015/12/29