徳間文庫<br> アジアの中の日本―岡崎久彦自選集〈1〉

徳間文庫
アジアの中の日本―岡崎久彦自選集〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 427p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784198908645
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

内容説明

「共産主義の脅威と言えば石翼と言われ、日米安保と言えば対米従属と言われる時代に、私が方便として考え出したのはアングロ・サクソン重視論であった…難解な屈原の『離騒』を理解しようと熟読したのもその頃である」。この書は、こうした時代背景の中で書かれた『隣の国で考えたこと』や、『戦略的思考とは何か』などの自著より、著者が精選した論集。現代アジアに対する日本の外交戦略の要とも言うべき論点を、時代超越の慧眼をもって著者が看破する。

目次

第1章 朝鮮問題(日本人の好きな国・嫌いな国;日本人の常識の空白 ほか)
第2章 中国問題(宴のあとの中国論;中国問題再訪 ほか)
第3章 タイ(総合的なアジア政策とは何か;タイ経済躍進への貢献 ほか)
第4章 サウジアラビア(『ローマ帝国衰亡史』で読む中東)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

72
アジア圏での外交官経験をもつ著者による極東アジア圏の問題点を分析・思考しつつ、浮き彫りにして、その中で日本はどのように外交を進めていけばよいのか、という提言を掲げた一冊。自らの経験を語りつつ、相手の立場にたった各国の評論は、一定の評価に値すると感じる。出版年数が少し古いが、21世紀にも通じる内容になっていると思う。2015/10/10

父帰る

5
20年以上前に書かれた本だが、古さを感じなかった。アジアで取り上げた国はフィリピン、朝鮮、中国、台湾、タイ。異色なのはサウジアラビアだ。フィリピンは東南アジアの中で民族として組織的に抗日ゲリラを行った唯一の国だそうだ。朝鮮については、一方的なバッシングとは距離を置いて一定の理解を示している。中国については、日中国交の時に台湾を切り捨てない方法があったことを指摘。タイに割いた頁が多い。子供の頭をなぜてはいけない。中村司令官の占領政策が効をそうしたこと知った。知らざるサウジアラビアの話が面白い。。2015/11/12

すんすけ

1
これは驚くべき書であった。著者は名物外交官で安岡正篤の門下。と聞くとガチガチのネトウヨ的な人を想定するでしょう、それが違うんだ。非常に良心的な知識人ですね。日本の韓国併合についてここまで辛辣に書いた本もなかなかないし、韓国併合に反旗を翻して挙兵し、後に自害した崔益鉉(チェ・イクヒョン)という人物についてもこの本で初めて知った。ところがこの著者、韓国文化や中国文化を愛してやまないのですが、逆に国際政治で日本の国益を害そうとする連中には容赦なく批判するのですね。どことなく高島俊男に似ている。2017/07/06

東側ギャン

1
読みにくい。とにかく日本をけなしといて相手を褒めればいいという他国に対する見下しが透けて見えるのがうっとおしいが、それ以上にルー語が多すぎる。なにマヌーバって?動きじゃいかんのか?2014/03/08

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