内容説明
明治、大正、昭和前期三時代の潮流から逃れられぬ運命を背負った七人の宰相たちがたどった“頂点”までの紆余曲折の道のりを追い、その人間像を余すところなく描き出す。戦乱と動乱の渦中に屹立した彼らの栄光と蹉跌、そして死と隣り合わせの権勢とは。
目次
明治の風見鶏―松方正義
ニコポン宰相―桂太郎
海の宰相―山本権兵衛
男子の本懐―浜口雄幸
官邸に死す―犬養毅
天運の人―高橋是清
運命の児―近衛文麿
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