内容説明
殺人現場に残されたペーパーナイフを証拠に500万ドルを大統領の側近に要求したルーサー。シークレット・サービスのビル・バートンは、ルーサーの愛する一人娘、ケイトを利用して彼をおびき出そうとする。真実を知らないケイトは父親の逮捕に手を貸し、激しい後悔に陥る。しかしルーサーの弁護士ジャックは父娘の窮地を救うために犯罪を隠蔽するグループとの闘いを決意する。超大型新人の傑作サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
goro@the_booby
34
面白かった。驚く展開にどうなることかと思わせてバルダッチ憎いねぇ~。どんなに悪人であっても大統領である限りは何をしても許されるのか。ポイントofノーリターンをすぎてしまった者たちは地獄へまっしぐらなのだ。ページターナーな一冊です。2025/03/10
woo
7
中古で購入も映画では観てるので半年以上書庫で待機w 後半は記憶になかったが、そこからが結構読ませるので及第点✌️
ちい
1
たまたま盗みに入った先で目撃したのは、大統領一行による無惨な殺人事件、更にその隠匿。命からがら逃げ出したルーサーは、大きな組織を相手にどこまで戦えるのか。殺人事件とその隠匿と窃盗事件が絡み合った事件の真相を、警察はどうやって解き明かしていくのか。大統領側の狡猾な手を危機一髪ですりぬけていくスリリングな展開に、息つく間もありません。悪人がのうのうと過ごす世の中を、ルーサーやジャックと一緒になって読者も暴いていくような感覚で読み切ることができました。2014/06/04