内容説明
巨大な影が月を覆い、ニューメキシコの衛星アンテナが奇妙な音をキャッチした。天才コンピュータ技師デイヴィッドは、宇宙船からの信号は一種のカウントダウンであることを見つける。ホイットモア大統領は全米に緊急避難命令を出すが、宇宙船からの攻撃で都市は壊滅状態になる。7月4日、奇しくも独立記念日に、対エイリアンの秘策と共に人類の命運を賭けた反撃が始まった―。今世紀最高最大映画の原作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あかつや
5
映画のノベライズ版。地球侵略にやって来た宇宙人に蹂躙されかけるが、みんなで団結したらなんとかなっちゃったぜというおなじみのやつ。映画を見たのはずいぶん昔なので、そうそうこんな感じだったなと懐かしく読めた。圧倒的な力を持って星々を荒らしてきた宇宙人が舐めプして、そのスキをつけちゃうんだよなあ、地球人は賢いから。最終決戦の盛り上がりはベタだけどそれが良い。なんせ大統領閣下とアル中親父が同じ戦場でともに戦うのだ。社会の分断も何のその、USA!USA!と高らかに叫びたくもなる。でもこの世界このあと大変だよなあ。2021/05/02
カップラーメンマン
2
映画の続編がやると聞いて、こりゃ1の映画を見直さなきゃなって思ってたら、本棚にこの本があった。そういえば昔買ったなぁ。1の映画がやった頃は中学生くらいで、確か初めて自分の小遣いで映画館に行った作品じゃなかったかな。そして、ハリウッドのSF作品を大きなスクリーンで見たのも初めてだったはず。その迫力と作品の素晴らしさに子供ながら圧倒され、それからこういった宇宙からの侵略ものが好きになった。やー、本当に映画が楽しみだ。2016/07/03
ウラー
2
まあまあ面白かったが、映画にはかなわない。細かな設定を知るためのサブテキストというのが限界か2014/06/22
theth
1
★★★★★
あだむ
1
新作復習の為に再読。映画版ではつかみ切れなかったキャラの性格や宇宙人の生態、兵器の造形が事細かに書いてあってファンからしてみれば最高なノベライズ。新作公開の前に読んでて正解だった。大統領は支持率が落ち込んでいて、物語の当初は自信を失くしていた事や、主人公はNASAを目指していたが黒人である事や彼女の存在を理由に夢を諦めようとしていた事、異星人のUFOやバイオスーツは実は培養された他の甲殻生物で、その中身をくり抜いて操縦系統を取りつけている事など裏設定満載で、この設定が新作にも活かされるのかどうか楽しみ。2016/07/06