内容説明
欠陥のある秘密兵器X‐215Aステルス爆撃機によって4人のトップガンが墜落死したことをひた隠す空軍と連邦政府。彼らはセスの行く手に立ちはだかり、やっとの思いで探しあてた証人たちは次々と口封じのために殺されてしまう。マスコミの報道によって全国的な関心が集まる中で、いよいよセスの運命をかけた公判が開かれる―。現役の全米No.1弁護士の一人が書き上げた迫真の話題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ジャッキー
1
大手法律事務所を追放された弁護士が国防省に戦いを挑む話の下巻。多くの妨害にあい、殺されそうにながらも弁護士は不眠不休で事件を調査を続ける。そして最終弁論を行う。ここで全ての謎が解き明かされる。最終弁論は予想をはるかに超えたものだった。叩かれても挑戦する主人公の弁護士のタフさに感心した。また、民事の争点効というのを初めて知った。最近では、大変面白い小説だった。著者のジョン・マーテルの「追訴」を今度読むことにしよう。2012/04/25
godubdub
0
下巻。いろいろと痛々しい。主人公は,仕事漬けで,麻薬を煽ったり,相手が死にそうになるような暴力を振るったり,行き会う女性に惹かれたりと,冷静に考えるとサイコパスっぽいのだけれど,本体の訴訟が大変なので,不思議なことにあまり気にならなくなる。著者としては,アウトローな弁護士を描きたかったのかもしれない。2017/06/07
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- 和書
- 今井祝雄-具体とその後




