内容説明
新関西国際空港には多くの店舗が並ぶ。その一つ「ドアーズ&ドアーズ」。アジアに展開する超巨大流通グループ・ヤオハンのテナントだ。さらに平成七年末には上海に中国最大の百貨店がオープンする。小田原の小さな青果商「八百半」から幾多の危機を乗り越え、ついに非願の環太平洋構想を実現。「お客様のため」を第一とする創業精神を持ち続けるヤオハンの挑戦を描く。
目次
第1章 「八百半」の出発―八百屋からのスタート
第2章 八百半デパート誕生―スーパーへの飛躍
第3章 お客様中心主義―スーパーの時代到来
第4章 ニュービジネスとの出会い―流通先進国アメリカの洗礼
第5章 海外への飛躍、ブラジル出店の教訓―海外進出「ブラジル」
第6章 日本人だからこそアジアへ―海外進出「シンガポール」
第7章 本社を香港へ、そして中国を目指す―海外進出「香港他」
第8章 ヤオハン流、人づかい―世界のお客さまの心をつかむ
第9章 正念場に立つ中国進出―ネクステージ上海の挑戦