もののけエマノン

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  • サイズ 46判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198661687
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2027年、潤色・演出◆柴幸男(ままごと)により、舞台化予定。

地球に生命が誕生したときから、三十数億年にわたり記憶を受け継ぐ美少女エマノン。
彼女の悠久ともえ云える旅の軌跡を描き、四十七年以上にわたり、書き続けられている人気シリーズの最新作。

三十数億年という時間軸を跳ばされるヒカリ。
エマノンとは、様々な時代と場所で、巡り会っている親友だ。
彼女との約束を果たすため、ベトナムを訪れたエマノンは、ある青年の未来を変えるために近づく。「瞬きホイアン」
ベトナムだけでなく、九州の島、熊本の山間部など、生命の進化を見守るため、エマノンは旅を続けている。
人々に鮮烈な記憶を残しながら。
人気シリーズ、九年ぶりの新作は、五篇からなる短篇集!

目次
またたきホイアン
ありあけジーン
まどろみフォッシル
もののけジャンクション
さまよいサンクチュアリ
 エマノンの軌跡


【目次】

内容説明

二人は、ヒトという種に属し、性別としては共に女性なのだがヒトとしても極めて特殊な存在だ。三十数億年の過去から進化した地球生命の総ての記憶を背負わされているエマノン。やはり、三十数億年の時間軸を何の法則も秩序もなく跳ばされ続けているヒカリ。二人は、ヒトとして異端だ。それだけが共通項としてある。そして二人は繋がり合うことになる。

著者等紹介

梶尾真治[カジオシンジ]
熊本県生まれ。1971年「美亜へ贈る真珠」で作家デビュー。代表作は『地球はプレイン・ヨーグルト』『怨讐星域』(星雲賞受賞)、『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞受賞)、『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

信兵衛

17
本シリーズ、ひとつひとつの篇はあっさりした物語ですが、地球における生命誕生以来30数億年の記憶を代々受け継ぐ“エマノン”というコンセプトに魅せられて止みません。 今回は、時間軸を跳び続ける、エマノンの盟友とも言って良い存在=“ヒカリ”からの頼みごとを果たす、という内容が多。2026/05/31

本の蟲

16
お久しぶりのエマノン最新作。表題作含めて5編。「生命発生から全ての記憶を引け継いでいる女性」というワンアイディアながら、『おもいでエマノン』を最初に読んだ印象は鮮烈で、今でもお気に入り。進化の最先端を走るための業や制限。関わった人々に与える影響まで、シリーズが続くにつれ作品世界も広がっていったが……〝ヒカリ”便利に使いすぎじゃね?というのが本作の感想まとめ。今回はほぼ全ての出来事がヒカリ関連で、どちらが主人公かわからないまである2026/04/24

はじめさん

12
エマノン・シリーズ7作目の新刊。悠久の歴史を過去から未来へと漂泊するエマノンと、ある時は未来、ある時は過去と様々な時代に自らの意思とは関係なく跳躍するヒカリ。数十年、あるいは数百年出会わないこともある。トップバッター「またたきホイアン」はヒカリがエマノンに頼んだお願い、これから起こる事故の回避。決まった歴史を改変することはできるのか。4/1発売、エマノンの「嘘」。宇宙はマルチバースで、何度もやり直しする世界もあるかもしれないが、我々読者が接するエマノン・シリーズは、昭和・平成・令和と旅をしてきた。またね!2026/04/01

4
はえ〜9年ぶり。そんなエマノンの新作は人情と壮大な世界な話が多めとなっております。やはり見所は1本目の『またたきホイアン』なんではないでしょうか。壮大なロマンスとそれに繋がる結末は美しいほかなりませんね(ちょっと強引な感じもありますけども)。大好きなシリーズであることには変わらず。2026/04/27

vivahorn

3
私の敬愛するSF作家、梶尾真治先生の今年第2作目。しかも大好きなエマノンシリーズの最新作だ!当然、気分は上がる。いかん、ちょっと落ち着いて最後の「エマノンの軌跡」を見よう。そうか、「読楽」に年一回のペースで寄稿されたものを纏めたのか。5年の間、作風が全く変わっていないのが素晴らしい。気が遠くなる時間を過ごす中で、普遍的な使命を粛々とこなしていくエマノンのそのイメージを大切にする、まさにこれが梶尾先生の真骨頂。いまやミスター・タイムトラベラーは筒井康隆ではなく梶尾先生であることは紛れもない事実。2026/05/24

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