こだま標本箱

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198660833
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【『思い出のとき修理します』の著者が贈る、珠玉の伝承ミステリー】

古くからの言い伝えを調べる伝説収集家との出会いが、
大切な人を失った百絵の未来を変えていく――。

******************************************
人にしかできない癒しと再生の物語が優しく胸に響きます。
マルサン書店サントムーン店 原田里子さん
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【著者より】
「こだま」は「木霊」と書きます。森の中に反響する音に、昔の人は木々の魂を感じたのでしょうか。
現代でも、御神木や謂れのある木など、大切に守られています。
日常のそばに、伝説は意外とあふれているのではないでしょうか。
伝説収集家の賀見社と、現実的な感覚の百絵、二人のやりとりも読みどころです。
どうして賀見社が伝説を集めるのか、身近な伝説に触れ百絵が何を得るのか、ぜひお楽しみください。

【あらすじ】
路地裏にひっそりとたたずむ「喫茶こだま」で働き始めた百絵。
雇い主の賀見社は、古くからの言い伝えを調べる「伝説収集家」なのだという。

姉の魂を連れていった井戸の神さま、
切ってはいけない呪われた木の秘密――。
賀見社のもとに舞い込むのはこの世の理では解くことのできない謎ばかり。

思いがけず彼を手伝うことになった百絵だが、
すべては、自らの切ない過去につながっていき――。

奇跡に満ちた救いの物語が、あなたの心にこだまする。

【目次】
1 幸せの香
2 水を染める色は
3 木々の声音
4 柳の下に眠る
5 神隠しの山


【目次】

内容説明

路地裏にひっそりとたたずむ「喫茶こだま」で働き始めた百絵。雇い主の賀見社は、古くからの言い伝えを調べる「伝説収集家」なのだという。姉の魂を連れていった井戸の神さま、切ってはいけない呪われた木の秘密―。賀見社のもとに舞い込むのはこの世の理では解くことのできない謎ばかり。思いがけず彼を手伝うことになった百絵だが、すべては、自らの切ない過去につながっていき―。奇跡に満ちた救いの物語が、あなたの心にこだまする。

著者等紹介

谷瑞恵[タニミズエ]
三重県生まれ。1997年集英社ロマン大賞に佳作入選しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

なお

7
言い伝えや伝説は人の生活に深く関わっているのだな。2025/11/24

おさと

6
モノはその記憶とともにモノであるよなぁと思う。2025/11/22

遠い日

5
伝説収集家にして、喫茶「こだま」のオーナーである賀見社。「こだま」で働く百絵は夫を亡くし、かつて息子の太貴が神隠しにあった経緯を持つ。賀見社のもとで探偵の助手のように持ち込まれた謎を追ううちに、百絵は自分の現実主義から一歩一歩踏み出していく。賀見社の過去を知り、太貴が空白の時間に過ごしたことごとを聞くにつけ、百絵の伝説に対する意識が変容していく。まるで生き物のように伝説の形は現代の我々にその相貌をさまざま見せる。伝説に潜む、人の思い、後悔や憧れなどが鮮やかに立ち上がってきてはふと腑に落ちるのだ。2025/11/21

ame.

5
伝説蒐集家であり「喫茶店こだま」のオーナーでもある加賀社に店員として雇われた百絵は秘書として蒐集の手伝いもする何とも不思議な読み物。ケサランパサランや古井戸や二本の木や踏切…意外と色んな噂や怪談みたいな話はあちこちにあるけど元ネタを探すのは大変。ただの蒐集家の話かと思いきや実は過去の神隠しや不穏な事件も絡んでいたりで重たい内容もある。でも全然怖くないし不思議なお話でまとてめくれてるので読んでてほっとできる。言い伝えなどは昔の人の知恵や教えでもあると思うと感慨深い。不思議なものにはそれぞれ物語があるのかも。2025/11/19

Hanna

5
行方不明になってしまった息子を神隠しだと騒ぎ立てられた主人公。伝説と再生を繰り返すちょっと不思議な読み物。2025/11/08

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