出版社内容情報
あるあらしの日、ムーミントロールは、
あたたかな家の中にいることが
とてもうれしく感じました。
そこで、ムーミンパパに
「この家をムーミン谷にたててくれてありがとう」
とお礼をいうと、パパは意外なことをいいます。
「さいしょにこの家をたてたのは、
ずっととおくの森の中の小川のそばでね、
そこから船の上に移して、
そしてりくの上に…」
パパは大こうずいのことを語り始めました。
ひどいあらしがやってきて、
海に出ていたパパは、船からなげだされました。
きしべのムーミンやしきが、
波にさらわれていくのが見えました。
ムーミンパパは、
なんとか高い木のてっぺんに
のぼることができました。
ムーミンママと小さなムーミントロールは
ぶじでいるでしょうか?
どうしたら、またあえるのでしょう…?
トーベ・ヤンソンの小説に、はじめて
ムーミンたちが登場する
『小さなトロールと大きな洪水』を
ムーミンパパの視点から描いた絵本です。
内容説明
ムーミン一家がくらしている、あんしんであたたかいムーミンやしき。このいえをたてたのは、ムーミンパパです。でも、さいしょからムーミン谷にたてたわけではありませんでした。島のきしべにたついえでしあわせにくらせるとおもっていたのに、おそろしいわざわいがおとずれて…?ムーミンパパが、ムーミンやしきのひみつをかたります。ムーミン谷へようこそ!トーベ&ラルス・ヤンソンのオリジナルイラストによるムーミン谷のおはなしえほん。親子でいっしょにたのしめます。
著者等紹介
ヤンソン,トーベ[ヤンソン,トーベ] [Jansson,Tove]
1914‐2001。フィンランドのヘルシンキ生まれ。作家、画家。1945年に執筆された『小さなトロールと大きな洪水』を皮切りに「ムーミン」シリーズを発表し、国際アンデルセン大賞をはじめ、数多くの賞を受賞した
ヤンソン,ラルス[ヤンソン,ラルス] [Jansson,Lars]
1926‐2000。フィンランドのヘルシンキ生まれ。フリーの作家として推理小説などを書いていたが、のちに姉のトーベとともにムーミンのコミックスを手がける。1960年から1974年までは、ひとりで新聞連載を続けた
当麻ゆか[トウマユカ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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