出版社内容情報
アンリくんは、フランスにすんでいます。
なかよしのねこのミシェルくんも、
同じ家にすんでいます。
ふたりはおばさんの住む農場に
あそびにいきました。
農場には、いろいろな動物がいます。
ミシェルくんは、牛や馬、犬、ニワトリ、
どの動物も「にがてだよ」といいます…。
(「アンリくん、どうぶつだいすき」)
ある日、アンリくんはミシェルくんを、
昼ご飯にしょうたいします。
ミシェルくんは、ナプキンを見て、
これはなに? フォークを見て、なにに使うの? と、テーブルマナーを知りません。
出てくる料理に、手をつけません…。
(「およばれ」)
ミシェルくんが薬を買いに行くというので、
アンリくんはいっしょに薬局に行きました。
アンリくんは、薬剤師さんに
「熱はあるの?」ときかれ、
「ありません」
「おなかが痛いの?」「いいえ」
「頭がいたいの?」
「いいえ、薬をほしがっているのは、
ぼくじゃなくて、ネコのミシェルくんです」
とアンリくん。
でも、ほんとうは…?
(「くすりをかいに」)
楽しいお話が3つ入った
『こんにちは、アンリくん!』続刊です。
内容説明
アンリくんは、フランスにすんでいます。ねこのミシェルくんもフランスにすんでいます。ふたりは、きしゃにのっていっしょにのうじょうへでかけました。のうじょうには、どうぶつがたくさんいます。アンリくんは、どうぶつがだいすき。でも、ミシェルくんはどうぶつはにがてだといいます。ほんとかな?アンリくんと、ねこのミシェルくんの、たのしいお話を3つおさめました。『こんにちは、アンリくん』とあわせて読んでほしい、文字をおぼえはじめた子どもにぴったりのよみものです。小学校低・中学年~
著者等紹介
ヴァシュロン,エディット[ヴァシュロン,エディット] [Vacheron,Edith]
1927年、アメリカ、ウィスコンシン州ミルウォーキーで生まれる。両親はフランス人で、家庭内ではフランス語がつかわれていた。ウィスコンシン大学でフランス語と図書館学を学ぶ。図書館勤務の後、フランス語教師としてアメリカ、フランスで勤めた。アメリカで初級フランス語の教科書作成にも携わった。作品に『こんにちは、アンリくん』(徳間書店)がある。2021年没
カール,ヴァージニア[カール,ヴァージニア] [Kahl,Virginia]
1919年、アメリカ、ウィスコンシン州ミルウォーキーに生まれ、育つ。ミルウォーキー・ダウナー・カレッジで美術を専攻し、続けてウィスコンシン大学で図書館学を学んだ。卒業後はミルウォーキー公共図書館にライブラリー・アシスタント兼デザイナーとして勤務。1943年からアメリカ軍が運営する図書館に、図書館員として駐在し、その時にヨーロッパのあちこちを旅したことが、後の絵本作りに生かされている。1954年にはじめての絵本『ウォルフガングはでかけた!』(未邦訳)を刊行し、ユーモラスな物語とシンプルでかわいらしいイラストで、人気となる。2004年没
松井るり子[マツイルリコ]
岐阜市生まれ。出版社勤務を経て、子育てや子どもの本についての執筆、講演をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぱせり
mntmt
遠い日
mayuri(Toli)
刹那