もゆる椿

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198657093
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

道場剣一筋の真木誠二郎は、裏目付の佐野に見込まれてある御役目を言い渡される。尊王攘夷派の黒幕を誅殺すべく、江戸から京まで刺客の供をせよというのだ。鬼のような刺客と聞いて生来の臆病者である誠二郎は怯えるが、現れたのは年端もいかない少女・美津だった―。時代小説に新風を起こす業火の仇討ち旅が始まる!

著者等紹介

天羽恵[アマウメグミ]
1958年生まれ。兵庫県出身。「日盛りの〓」で第六回大藪春彦新人賞を受賞。本作がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

154
無念を晴らす為に生きてる少女刺客・美津のなんと明るく賢く逞しさよ。江戸から京・・その供をするお役目を得た臆病な誠二郎。2人の道行を時に切なく、そして面白く読んだ。どうしたってこの二人に感情移入しちゃうじゃないか!「お美津」「せいちゃん」2人の再会の声が聴こえてくるラストに胸がいっぱいになった。デビュー作にして初読み。先が楽しみな作家さんとの出会いだった。2023/11/20

海猫

89
道場剣一筋の真木誠二郎は裏目付に見込まれ、御役目を言い渡される。江戸から京まで刺客の供をせよというのだ。その刺客というのは12歳の少女・美津だった…。ややっ、これは小気味良くて面白い。軽妙で読みやすく、ユーモアが効いていてキャラ良し。真面目で堅物だが血が怖い誠二郎と美津のコンビが楽しめる。美津は殺人マシーンの如く強いのだが平素は年頃の女の子らしく可愛らしい。ギャップ萌え。影響され誠二郎が変化し成長するのが熱く、二転三転する終盤に上がる。ハードだが陰惨にしないバランスもデビュー作にして見事。次作が読みたい。2024/08/26

タイ子

82
まさしくエンターテインメントだ。表紙の女性は何と12歳ですよ。そして、この女の子・美津が強いのなんのって。親の仇を取るためだけに里で修行し、色々吹き込まれこれ以上ないくらいのモンスター級の刺客となってしまった女の子。一方、旗本直参の次男坊・誠二郎がある武士に声を掛けられ裏目付の仕事を与えられる。目的の京都に向かう美津と誠二郎。守る立場は逆(美津の方が上)であっても、子供の顔は隠せない。この2面性の可愛さがたまらん。京都に着いた2人を待ち受けるものが残酷で悔しい。命をかけて戦う2人の運命は?!せいちゃーん!2025/07/17

真理そら

78
ぶんぶんさん!読みました、いい本ですよね、これがデビュー作とは驚きです。旗本の部屋住み次男坊として目標もなく道場通いをしている誠二郎は目付筋の佐野に声を掛けられ、幕末の京都へ送り込む刺客の供をすることになる。江戸から京都への二人の旅は博徒の親分と知り合ったりアレコレありつつ進んでいく。少女・美津の一途さと少しぼんやりした誠実な誠二郎の組み合わせが良い。この時の京都守護職は松平容保。『葵の残葉(奥山景布子)』を思い出したりしながら、美津とせいちゃんの今後に思いをはせつつ読了。2025/05/18

がらくたどん

51
時代エンタメ界に爽快な書き手がまた一人!価値観がぐらぐら揺れる幕末を舞台に暗殺・仇討ち・陰謀・運命にほんとの強さ。全部詰め込みながら江戸から京へ、ヘタレ目付と異能少女の可笑し哀しの珍道中。片や貧乏旗本の「やっかい叔父」候補。片や「殺人剣」を仕込まれた訳アリ少女。要人暗殺の命を受けた京への道行に少女の過去の悲劇が絡み、マイナス思考の若侍と無邪気な鬼を身内に秘めた少女の人としての変化を丁寧に描く。たとえ時代物に不慣れな読者でも絶対おいて行かない迷わせないという熱い心意気を感じる実に好ましく巧みな書き振りだ♪2025/07/30

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