ブックキャット―ネコのないしょの仕事!

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ブックキャット―ネコのないしょの仕事!

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198655969
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ミュージカル「キャッツ」の原作者に
インスピレーションをあたえた
実在の黒ネコをモデルにした、
第二次世界大戦下のロンドンを舞台にした
ネコの物語。

第二次世界大戦下のロンドン、
空襲の最中に駅のホームで生まれた
子ネコのモーガン。
母と妹と3びきでくらしていましたが、
爆撃でひとりぼっちになってしまいます。

のらネコとして生きていたモーガンは、
ふとしたきっかけで
出版社フェイバー・アンド・フェイバー社に
すみつくことになり、
出版社を訪れる作家たちをより分け、
夜はネズミから紙を守るための番をする
〈ブックキャット〉として仕事をするように。

モーガンは、近所ののらネコたちにも、
食べ物を分けあいます。
そして、空襲の続くロンドンから
子ネコたちを疎開させるため、
自身が身につけた〈ブックキャット〉のスキルを
教えはじめたのです…。

挿絵がたっぷりはいった心あたたまる物語。

かつて英国のフェイバー&フェイバー社に実在した
黒ネコのモーガンを主人公にした、
ネコ好きはもちろん、そうでない人にも
おすすめの読み物です。

内容説明

黒ネコのモーガンが生まれたのは、第二次世界大戦下のロンドンの町。お母さんと妹と、三びきでなかよくくらしていましたが、空襲で、モーガンはひとりきりに。その後、モーガンは、ひょんなことから英国の出版社フェイバー・アンド・フェイバー社にすみついて、「ブックキャット」として働くようになりました。ネズミをたいじしたり、作家が本を書くのを助けたりするのです。ところがある日、近くに爆弾が落ちて…?戦禍のロンドンを舞台に、出版社でくらし、作家たちの創作を助け、子ネコを疎開させようと奮闘する、一ぴきの黒ネコの物語。ネコがすきな人はもちろん、そうではない人も、思わず引きこまれる、イラスト満載のユニークな読み物です。

著者等紹介

フェイバー,ポリー[フェイバー,ポリー] [Faber,Polly]
英国の児童文学作家。オックスフォード大学で文学を学び、助産師、サンドイッチ屋などを経験した後、執筆を始める。夫とふたりの息子とネコと暮らしている。祖父は、本書の舞台となったフェイバー・アンド・フェイバー社創業者

ヴリアミー,クララ[ヴリアミー,クララ] [Vulliamy,Clara]
英国の絵本作家。英国で愛される絵本作家シャーリー・ヒューズを母に持つ。歴史を学ぶためブリストル大学に入学したが、やはり絵を学びたいと考え、オックスフォード大学ラスキン・カレッジ、チェルシー美術学校および王立美術院で学ぶ

長友恵子[ナガトモケイコ]
北海道生まれ。翻訳家、エッセイスト。『中世の城日誌』(岩波書店)で産経児童出版文化賞JR賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

88
児童書。ミュージカル『キャッツ』の原作者T・S・エリオットが勤めていたイギリスの出版社フィエバー社の社長が書いた猫の話▽第二次世界大戦中、爆弾が落ちてきて建物が壊され多くの命が亡くなった(人も猫も)。母猫と妹猫を亡くした黒ネコのモーガンは、出版社に住み込み「ブックキャット」として働く。ブックキャットは、作者を励まし、癒し、適度に休ませて適度に仕事をさせて作品作りを手伝う。ブックキャットを手に入れた作家は傑作を作り出す。モーガンは先生になり、子猫たちを立派なブックキャットに育てる▽ネコ可愛い2023/04/13

たまきら

48
早乙女勝元さんの空襲と猫についての絵本も好きですが、ロンドンの出版社でお仕事をしていた黒猫さんが題材のこのお話も素敵でした。戦争という暗い時期が人だけでなく猫に与える影響に胸が痛みます。同時に、たくましく乗り越える姿が人に与える希望にほっこり。2023/07/07

星落秋風五丈原

34
 第二次大戦下、Faber & Faber(フェイバー&フェイバー)という出版社では、かつて詩人のT. S. エリオットがエディターを勤めていた。作品に猫を出してくるくらいなので、無類の猫好きである。さて、そんな彼の詩にも登場し、実際に会社猫ととして癒しの存在となった猫が主人公である。名前はモーガンで黒猫だ。黒猫が目の前を横切ると不吉という言い伝えによって保護猫率が高いため、近年では黒猫の日が設けられるほどである。戦争で子を捨てる親もいるというのに、人間よりも人間らしい猫の姿は感動ものだ。2025/02/17

あじ

24
戦争孤児になった黒ネコのモーガンが【ブックキャット】という仕事を生み出し、作家や編集者、はたまた仔猫たちまでを支えていくハートフルストーリー。引きつったまま戻らぬ、仮面表情筋が緩むこと間違いなし。 ◇モーガンもモーガンの勤務先(この本を出版した会社)も実在するそう。またミュージカル「キャッツ」の原作者にインスピレーションを与えたとか。児童書2023/06/29

Midori Matsuoka

21
第二次世界大戦中のイギリスが舞台。戦争で住む場所を探し求めて1匹のネコが出版社にいつくように。出版社とネコは実在するけれど、ストーリー自体はフィクション仕立て。でも作家さんに飼われているネコや、新聞・本に乗っかっているネコはブックキャットとしてのお仕事をモーガンから受け継いでいるんじゃないかと思うと、ネコを見る目がますます愛おしくなってしまいそう。 家族を戦争で失った黒猫のモーガンが、町のネコたちを同じ目にあわせまいと知恵を絞る姿は勇敢で、頼もしい。 偶然にも今日10月27日は「黒ネコの日」だそうです。2023/10/27

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