戦争とプロレス―プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇

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戦争とプロレス―プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇

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  • サイズ 46判/ページ数 361p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198655075
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0075

出版社内容情報

文豪レスラーTAJIRI
大好評シリーズ
『プロレス深夜特急』第2便。
戦争、ウイルス蔓延、
史上稀な不穏の日々を
ものともせず闘い続ける
プロレス者たちの記録。
これが人生の闘い方だ!

世界のプロレスを知る男TAJIRIが訪れたのは、ウクライナ戦争、新型コロナ蔓延に見舞われた欧米各国及びアジア。行動制限等での試合開催危機、物価高騰による大幅なコスト増等、各団体は大打撃を食らっていたが、世界のプロレス者たちはどんな状況からでも立ち上がる。試合をすることで経済を回すことに舵を切った団体、戦争難民として命の危険に遭いながらもプロレスラーになって人生を激変させようとリングデビューした青年、プロレスラーの彼女になったウクライナ難民、帰国できず日本で孤独と闘い続けた者、障害を抱えながらも己の人生と向き合う少年、地方の小さな団体を運営しながら怪気炎をあげる者――旅先で出会った彼らは置かれた場所でそれぞれの人生を闘っていた。TAJIRI渾身のトラベルルポルタージュ『プロレス深夜特急』シリーズ第2便。愛弟子フランシスコ・アキラの闘いを書いたTAJIRI初の小説「アキラの居場所」も特別収録。

<目次>
世界の有事、そのときプロレスラーごときに何ができるのか~まえがき(かなり長め)にかえて~

第1章 戦争とプロレス
  欧州マットを直撃した「ウクライナ戦争」・篇

第2章 脱コロナとプロレス
  イギリス、闘う障害者。……あ、里村さんのこと忘れてた!・篇

第3章 激戦前夜の欧州6か国大横断
  フィンランド、オーストリア、イタリア、マルタ、ポルトガル、イギリス・篇

第4章 フィリピン、これでいいのだ!
  2度目、3度目のフィリピン・篇

第5章 アメリカ。俺たちは生き残ったんだな。
  ポスト・コロナに踏み出した大国・篇

第6章 発見! 日本にもあった非日常の世界!
  BURST&アジアンプロレスという地方の熱量・篇

[特別編]小説 アキラの居場所

プロレスラーの彼女になったウクライナ難民のことなど~あとがきにかえて~

内容説明

戦争難民レスラーが明かした肉親惨殺の悲劇、プロレス界を直撃するコロナ禍。それでも、彼らは闘い、叫び、泣き笑い、人々に夢や感動を与え続ける。文豪レスラー、激動のトラベルルポルタージュ!

目次

第1章 戦争とプロレス
第2章 脱コロナとプロレス
第3章 激戦前夜の欧州6か国大横断
第4章 フィリピン、これでいいのだ!
第5章 アメリカ。俺たちは生き残ったんだな。
第6章 発見!日本にもあった非日常の世界!
特別篇 小説アキラの居場所

著者等紹介

TAJIRI[TAJIRI]
1970年9月29日生まれ。熊本県玉名市出身。1949年9月19日、IWAジャパンでの岡野隆史戦でデビュー。その後、メキシコ・EMLL、アメリカ・ECWなどで活躍したのち、世界最大のプロレス団体・WWEに入団。長きにわたって“日本人メジャーリーガー”として活躍した。日本に帰国後はハッスルに所属、新日本プロレスに参戦、さらにSMASH、WNCを率いて独自の世界を築き、プロデューサー、若手の育成にも高い評価を得る。2014年にはWRESTLE‐1に移籍。2017年にWWEに復帰するが、ヒザのケガによって退団。同年の帰国後から本格的に全日本プロレスに参戦し、佐藤光留、ウルティモ・ドラゴンを破り、世界ジュニアヘビー級王座を2度戴冠する。2018年には「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」で岩本〓史とのタッグチーム“ひと夏のかげろう”での優勝や、秋山準を破ってGAORA TVチャンピオンシップ王者となるなど、ヘビー級とジュニアヘビー級を超越した活躍を見せた。2021年1月2日後楽園ホール大会にて全日本プロレス入団を発表。同年2月、ジェイク・リー率いる新ユニット「TOTAL ECLIPSE」に加入。九州プロレス、アジアンプロレスなどへ参戦し活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Y2K☮

35
ウイルス及びウクライナ戦争。このふたつが世界にもたらした変化を、実際に海外を訪れる中で考察した「TAJIRI版・深夜特急」。あの感染症は欧米においてはたしかに大惨事だった。でももはや過去の出来事になっている。いまだにマスク社会な日本どうなのか。マスコミへの言及も含め、著者の意見に全面的に同意。プロレスに関しては特に種子島と屋久島のエピソードにおいて顕著だが「大衆娯楽」としての今後のあり方が示唆されている。二分化していく気配を感じた。最後にフランシスコ・アキラ。彼の努力と苦悩をもっと多くの人に知って欲しい。2023/01/18

Roko

31
TAJIRIは、日本のプロレスは玄人好みの技の応酬がウケているけれど、一部のマニアばかりが見るようなものになってしまっているんじゃないかと危惧しています。 地方プロレスを最前列で見ていたライガーさんのように、一流の人ほどプロレスが大好きだし、未来のことを考えているんですね。ラ・パルカさんとか、スペル・クレイジーさんとか、様々なプロレスラーの方が登場して実に楽しいです。そして、イケメンくんが元気そうでなりより。 最後のフランシスコ・アキラくんの物語には、涙がこぼれそうになってしまいました。2023/05/24

Y2K☮

27
著者の「人は何者かにならなくては」みたいな思想に賛同できない。末端で誰に知られることなく生きる者も社会を支える一員だし、成果が上がらなくても各々の場所でずっと頑張っている人はすでに何者かだ。今のプロレス会場には子どもがいないというのも頷けない。いるから。多くはないかもしれないが娯楽の少なかった昭和期と比べても仕方ない。それはそれとしてフィリピンや屋久島、ヨーロッパ各国のプロレス事情や土地の風景が面白い。登場人物も個性的でまさに深夜特急。アキラと斉藤ブラザーズは教わったことを活かしつつ我が道を進んでほしい。2024/04/27

じゃんけん

3
★★★☆☆所々に出てくる詩的表現(?)がいい味だしている感じ、プロレス+旅ということで展開としてはヒットだが、少々長い感じがする。 フィリピン関係のノンビリした話(ハチャメチャな話)なんか特に旅物として良かった印象。日本はお固いな~・・・ 😁😁😁😃😃😃✈️🛫🛬2023/06/23

nonta09

2
コロナとウクライナ紛争が勃発後、欧州への影響を著者が旅を通して体感しながら話が進んでいく。 物価があがり、ウクライナ難民が各国へ流出してきた。 ただ変わらないものは小さいながらもプロレスは変わらず存在する。TAJIRIさんは旅を通してメディアには載らないプロレスと空気感を教えてくれる。2024/08/11

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