出版社内容情報
あこがれのイースターうさぎになったかあさんうさぎは、子どもたちに留守をまかせて…? カラー挿し絵多数の幼年童話。
内容説明
かあさんうさぎのフワフワは、「イースターうさぎ」があたらしくえらばれるときき、二十一ぴきのこうさぎをつれて、お城にけんぶつにでかけました。フワフワも小さいときから、「イースターうさぎ」になりたいとおもっていたのです―。アメリカで長いあいだ読みつがれている、イースターの楽しいお話を、カラーさし絵たっぷりの幼年童話にしました。小学校低・中学年~。
著者等紹介
ヘイワード,デュボース[ヘイワード,デュボース] [Heyward,DuBose]
1885~1940年。米国の作家・詩人。小説『ポーギー』が、作曲家ジョージ・ガーシュウィンによってオペラ化され、『ポーギーとベス』のタイトルで知られている
フラック,マージョリー[フラック,マージョリー] [Flack,Marjorie]
1897~1958年。米国の絵本作家。『Boats on the River』(ハイド・バーナム絵、未邦訳)が1947年コールデコット賞オナーに選ばれる
いしぞねりえ[イシゾネリエ]
石曽根里絵。兵庫県生まれ。津田塾大学学芸学部英文学科卒。児童書出版社に勤務ののち、英米児童文学の翻訳・紹介を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花ママ
49
「ふわふわしっぽと小さな金のくつ」が徳間書店から復刊。絵本から、幼年童話に形は変わりましたが、マージョリー・フラックの挿し絵は変わらず、心優しくかしこいお母さんと、かわいらしい子うさぎたちは健在でした。イースターうさぎになりたかったフワフワ。見事な手並みで子うさぎたちを育てました。何年たっても色褪せることのないお話と、フラックが描くうさぎたちのかわいいこと。うさぎ年に読んであげる物語として、最適だと思います。2023/01/29
頼ちゃん
6
お母さんは最強だね。子どもたちもかわいい。2022/06/04
タンタン
5
イースターうさぎはかしこくて心やさしくとぶようにはやく走ることができないと選ばれない。フワフワの子どもの頃からの夢はイースターうさぎになる事だった。21匹の子うさぎのかあさんになったフワフワはそれをすべてクリア。りっぱに仕事をこなした。絵本はもっと大判だったので、ちょっと残念。でもこの形の方が子どもが手に取りやすいかもしれない。2024/04/29
憩子
4
子どもの頃の夢を、お母さんになってから、子どもに託すのではなく、自分で叶えるのが素敵。2023/06/12
MIO
3
「ふわふわしっぽと小さな金のくつ」との比べ読み。しっぽの方が色が明るい。絵の反転(右向き→縦書きなので、左向きに進む)本文の始まりにイースターの説明が入っているか別書きにしてあるか。かあさんの方は扉に少し&後書きがとても詳しい。長老様のために働けるように→子ども達のところへ届けたいと。いなかうさぎ→ワタオウサギ。ふわふわしっぽ→ふわふわ。田舎兎は子だくさん→そんなに…どうしようもないな。夢を諦めて→夢をわすれてはいません…考えるのは一旦止めて。面白いこと教えてあげる→楽しいことを始めましょう。2023/04/01