情弱すら騙せなくなったメディアの沈没

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情弱すら騙せなくなったメディアの沈没

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  • サイズ B40判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198653682
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

知的下層から搾取する 「中抜きビジネス」は崩壊した

「電通」の仕切る東京五輪で「テレビ」
「芸能事務所」が内紛 自民党新政調会長
高市早苗が明かす 「NHK大改革」の正体
「鬼滅の刃」が実証したテレビ局不要の収益モデル

今日のメディア産業を知れば、 明日の「情報」がわかる!

第1章 切り裂かれたメディアのビジネスモデル

第2章 「東京五輪」を裏切った テレビ局

第3章 護送船団の 沈没プロセス

第4章 高市早苗の NHK改革

第5章 新聞はもう死んでいる

第6章 電通弱体化が突きつける課題

内容説明

「電通」の仕切る東京五輪で「テレビ」「芸能事務所」が内紛。自民党新政調会長・高市早苗が明かす「NHK大改革」の正体。「鬼滅の刃」が実証したテレビ局不要の収益モデル。今日のメディア産業を知れば、明日の「情報」がわかる!

目次

第1章 切り裂かれたメディアのビジネスモデル
第2章 「東京五輪」を裏切ったテレビ局
第3章 護送船団の沈没プロセス
第4章 高市早苗のNHK改革
第5章 新聞はもう死んでいる
第6章 電通弱体化が突き付ける課題

著者等紹介

渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。複数の企業運営などに携わる。大手掲示板での欧米経済、韓国経済などの評論が話題となり、2009年、『本当にヤバイ!欧州経済』(彩図社)を出版、欧州危機を警告し大反響を呼んだ。内外の経済・政治情勢のリサーチや分析に定評があり、さまざまな政策立案の支援から、雑誌の企画・監修まで幅広く活動を行っている。著書にベストセラーとなった『これからすごいことになる日本経済』『パナマ文書』(徳間書店)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書は人生を明るく照らす灯り

16
📕読んだ理由📕テレビは見なくなったが、メディアの力がここまで大きい理由を知りたい 📘読んだ感想📘グルメ番組がCMと何が違うのか?という疑問を考えさせられる。堂々としたステマみたいな事ですかね。 📗読んだ後の行動📗テレビを見ずに、本から情報を取捨選択したい 2024/12/21

チャー

14
テレビや新聞、ネットなどのメディアの昨今の変遷を綴った本。いつでも好きな時に接続ができるネットが普及するに従い、情報の広がり方や発信の仕方は大きく変化しているが、本書では従来の主流であった放送から通信へのシフトがもたらした社会への影響を著者の視点から解説している。ほしい情報へのアクセスという面で利便性で勝るネットに対し、これまでのメディアはより刺激的でインパクトがある発信が増えている。それら情報の真偽はもとより、裏に潜む意図までもがネットで暴かれるようになり、構造は大きく変化しているようだ。2022/06/18

ムカルナス

8
広告代理店、テレビ、芸能事務所を横糸に新聞社とテレビ局の系列化を縦糸に情報をコントロールしていた盤石な体制がネットの普及により崩れ始めた。反日、政府批判だけが目的のメディアは信用されず視聴者離反とともに広告代理店も力を失う。その結果が学芸会のような五輪開会式だと言う。五輪とともに電通も異様に叩かれたが、それは業界を牛耳っていた親分(電通)に対しての子分(メディア)の報復なのかもしれないが国益を損ねただけだった。電通が力を失うと日本が外国資本に自在に情報操作される可能性があると著者は憂う。2022/05/03

かわかみ

6
昨日、某テレビ局のトップが不祥事疑惑の釈明会見を開いた。私はテレビを10年くらい視ていないが本当に沈没しそうである。本書では新聞社とテレビ局のクロスオーナーシップを経糸に、広告代理店と芸能事務所との関係を横糸に見立てて日本独特のマスメディアの力の源泉を解き明かす。彼らは批判を受けず、不都合は隠し、恣意的な報道を行うことができたがネット広告の発達で財務基盤が弱体化し、ネット世論に批判される機会が増えた。そうした今日の状況を本書は2021年に分析した。とは言え、マスメディアが衰滅しても困ると個人的には思う。2025/01/28

4
巻末に参考文献リストがない本。と言うことなので、まあ、ファストフード的な本である。なんとなくそうなんだろうなあと言うことが書籍になっていると、どこか嬉しいと思うのもまた事実である。も、でもやっぱりネットありきの話なので、この本もまたマイノリティを喜ばすための本でしかないということでもある。2022/01/24

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