日本の希望

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日本の希望

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198652227
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

新たな時代を生き抜くために、この国はどこへ向かうべきか。日本人に求められる決意とはーー。西尾幹二、最後の提言。

内容説明

追い込まれる日本が脱出する道を示す!国家、民族、歴史をいかに捉えるか―保守の精神を貫き続ける秀逸「西尾論考」。自由と民主主義を育てるナショナリズム。天皇陛下にお伝えしたいこと。韓国と日本が抱える二つの病理。自由を脅かすものは何か。二つの世界大戦と日本の孤独。

目次

回転する独楽の動かぬ心棒に―今上天皇陛下に改元を機にご奏上申し上げたこと
上皇陛下の平和主義に対し、沈黙する保守、取りすがるリベラル(朝日新聞インタビュー、二〇一七年十二月十四日)
講演筆録 歴史が痛い!(坦々塾、二〇一七年十月一日)
宮内庁の無為無策を憂う
言論界を動かす地下水脈を洗い出す―自由と民主主義とナショナリズムと
そもそも「自由」を脅かすものは一体何か―日本学術会議問題の迷走
私が高市早苗氏を支持する理由
安倍晋三と国家の命運
「移民国家宣言」に呆然とする
日本国民は何かを深く諦めている〔ほか〕

著者等紹介

西尾幹二[ニシオカンジ]
昭和10(1935)年東京生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院文学修士、文学博士。電気通信大学名誉教授。専攻はドイツ思想と歴史哲学。保守思想を代表する言論知識人として活躍。新しい歴史教科書をつくる会初代会長。平成6年第10回正論大賞、平成27年に瑞宝中綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

43
A書を読んではA書にかぶれ、B書を読んではB書の通りだと思うことも少なくない自分であるが、久しぶりの西尾先生の著書に接し、余り寄り道せずにそのまま真っ直ぐ進みなさいと教えられる思いである。現代日本の政治・経済、殊に近現代史に関わる事柄など、本書にあるように、久しく言うべき時に言わずに、するべき時にせずにきた付けが今に至って回ってきたのではないか。今更個人でできることなど何もないのであるが、せめて本書に記されたような現今の政治や歴史の真実を、後生に伝えることが役目を果たすことになるのではないかと考えている。2022/04/18

軍縮地球市民shinshin

15
西尾氏は大病に罹っていて現在闘病中のようだ。なので本書も出せるかどうか本人にも分からなかったようで、無事に刊行できてなにより。ロシアによるウクライナ侵略が行われる前の論考なので、いささかアメリカの陰謀論色が強いものも見受けられる。中国・韓国の文化論はなかなかおもしろい。2022/06/14

新父帰る

6
2021年11月刊。韓国の反日、日本の平和主義、上皇陛下の平和主義、日米戦争と第一次二次大戦について広い見識に基づいて鋭く論評している。私の関心は北アメリカがイギリスから独立を勝ち取ってから、第二次大戦までの日米関係にある。何故ならば、アメリカの帰趨が日本に多大の影響を及ぼすからである。アメリカの取った拡張主義の結果、太平洋で日本と衝突したのは分かる。それ以来、日本は日米安保条約で守られてきたが、無法者国家中国の出現で日本は独自の軍事力を強化していかなければならないのが今の現実だ。この書はその助けになる。2022/07/18

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