出版社内容情報
ヤクザ、AV、歓楽街、北朝鮮、基地移設、原発事故…国家がなかったことにしたい不都合な真実を当事者と共に問う社会学の挑戦!
内容説明
私たちの日常から「不可視化」されていく現代日本の真実。北朝鮮・沖縄米軍基地・飛田新地・AV・ヤクザ・歓楽街と風営法・死刑・震災と福島…「漂白される社会」と対峙する者たちと開沼社会学、対話篇。
目次
女の子を夢中にさせてしまうAV界の構造(鈴木涼美(作家・社会学者))
飛田新地があるから行き場を失わぬ人がいる(杉坂圭介(飛田新地スカウトマン))
ヤクザを「存在しないもの」として扱う社会(阿武野勝彦(東海テレビ・プロデューサー) 土方宏史(東海テレビ・監督))
北朝鮮の生活者を撮ることで何が見えるか(初沢亜利(写真家))
クラブだけじゃない過剰規制と脱法化の進行(磯部涼(音楽ライター))
被害者遺族が望まない加害者の死刑もある(大山寛人(殺人事件被害者遺族・加害者家族))
震災後の福島に思う等身大の違和感(和合亮一(詩人))
著者等紹介
開沼博[カイヌマヒロシ]
1984年福島県生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。『「フクシマ」論―』で第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。『「原発避難」論―』で第6回地域社会学会賞選考委員会特別賞。『はじめての福島学』で第36回エネルギーフォーラム賞優秀賞。立命館大学衣笠総合研究機構准教授(2016~)。東日本国際大学客員教授(2016~)。福島大学客員研究員(2016~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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