ハルと歩いた

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198640699
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

引っ越してきたばかりのなじめない町を、犬といっしょに歩くうちに、見えてきたのは…? 少年の12歳の春をみずみずしく描く。

一年前に東京から引越してきた陽太は、亡くなった母の故郷、奈良で、小学校の卒業式を迎えた。仲のいい友だちもまだいないし、いいな、と思う女の子に声をかけることもできない。春休み、どう過ごそう、と思っていたら、思いがけず、飼い主とはぐれたフレンチブルドッグを飼うことになった。飼い主を探して、犬といっしょに奈良の町を歩くうちに、さまざまな出会いがあり、陽太の日々は変わり始める…。12歳の春をみずみずしく描く心に残る物語。

【著者紹介】
西田俊也…1960年奈良市生まれ。1989年作家デビュー。マンガ原作、作詞、映画脚本などを手がける。児童文学・YAの作品に「両手のなかの海」「少女A」、大人向けの作品に「lovehistory」(メディアファクトリー)「やんぐとれいん」(文藝春秋)など。

内容説明

一年前に東京から引越してきた陽太は、亡くなった母の故郷・奈良で、小学校の卒業式をむかえた。仲のいい友だちもまだいないし、気になっている女の子には声をかけることもできない。父は仕事でいそがしいし、春休みは何をしてすごそう…と思いながら、川べでぼんやりしていると、とつぜんホームレスの男から、フレンチブルドッグをもらってしまった。「迷い犬らしい。飼い主を捜してやれよ」といって、男は姿を消してしまう。犬だけでなく、動物を飼うこと自体が初めての陽太。とまどいながら、犬といっしょに、奈良の町を歩く日々が始まった。犬がいるおかげで、さまざまな出会いがあった。気になっていた女の子久留實の、意外な素顔にふれたり、子どものころこの町で犬を飼っていたという母に、近づいた気がしたり…。そしてついに、もとの飼い主が見つかったとき…?十二歳の春をみずみずしく描く、心に残る物語。小学校中・高学年~

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chimako

73
スカイエマの表紙がとても良い。青年になる前の少年の、桜を見上げる表情とその少年を見上げるフレンチブルドッグ。裏には奈良の象徴の鹿。空前の犬ブームで犬を家族として一緒に生活している人にはいろんな所がツボになるだろう。小6で奈良に引っ越してきた陽太が卒業式の日にホームレスのおじさんから一匹の犬を託される。飼い主を見つけてくれと。毎日飼い主探しの散歩に出掛け、いろんな人と関わることで世界が少しずつ広がっていく。人間を含めた生き物の生死、震災での原発に関する大人の考えなど作者の伝えたいことが詰め込まれた一冊。2024/09/17

ぶんこ

53
2歳の時に病死した母の故郷に越して来て1年。小学校の卒業式の日にホームレスから迷い犬を託され、飼い主を探し始めた陽太。馴染めなかった奈良の町、人見知りだった陽太が、犬と町を歩くことから、様々な人から話しかけられて成長していきました。私は飼い犬を盗まれた事があり、何処でどうしているのかと苦しんだ日々を思い出し、涙が止まりませんでした。陽太君のような、優しい人の手元に引き取られていたらいいな。2016/06/29

はる

47
引っ越してきた町に馴染めない孤独な少年が、小さなフレンチブルドッグと出合ったことから世界が広がり成長していく物語。フレンチブルドッグの仕草がとにかく可愛い。犬との生活を通して様々な事に気付いていく様子が爽やか。憧れの同級生の少女も一見冷たそうだけど実は優しい子で、二人のやりとりも読んでいてほっこり。終盤の展開がとても良かったです。2016/06/23

パグ犬

45
ぶぶぶぶ…と鳴く迷子の犬を託された少年は、飼い主探しの散歩を始める。それは、母のいない少年の静かな寂しさを癒し、俯きかけた気持ちを前進させる散歩になっていく。フレンチブルドッグの描写が繊細で、日常的に愛情を注いでいる人が書いた文章であることが文面からも感じられる。裏表紙にある著者と愛犬との写真が、この物語の温かみを凝縮しているように思えた。2017/01/27

tan

21
始めましての作家さん。スカイエマさんの絵が好きで、今までこの方の表紙絵の本にはハズレがなかったので期待値が大きかったからか、文章の終わりが「~かった。」が続いて読みにくく、子供の作文のようで稚拙さを感じた。児童書なのでそれでいいのかもしれないがなんだか手抜きのようで不快だった。陽太やくるみの性格がいい子のようでひねくれているようでよく分からず。父親をナオと呼ぶとかくるみをミルクと呼ぶとか、その感覚も理解不明。自分がフレンチブルを飼っているから書きたかっただけの話か?ラストが良かったことだけが救いだった。2020/10/14

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