内容説明
レーナは五さいです。おにいちゃんのペーテルががっこうにいっているので、レーナもまねをしていつもがっこうごっこをしています。ところがある日、ペーテルがほんとうにレーナをつれていってくれることになりました。がっこうはどんなところでしょう?きょうだいのやりとりをあたたかく描いた、愛情あふれる絵本。“子どもの本の女王”リンドグレーンと、「ロッタちゃん」シリーズの画家ヴィークランドによる『ぼくもおにいちゃんになりたいな』の続編。5さい~。
著者等紹介
リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907~2002年。スウェーデン生まれ。1944年から創作をはじめ、児童書の編集者として働きながら、数多くの作品を書いた
ヴィークランド,イロン[ヴィークランド,イロン][Wikland,Ilon]
1930年エストニア生まれ。1944年難民としてスウェーデンに渡り、ストックホルムで美術を学ぶ。1954年『ミオよわたしのミオ』(岩波書店)をきっかけに、リンドグレーンの作品に挿絵を描く。1969年エルサ・ベスコフ賞をはじめ、受賞多数
石井登志子[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kiisuke
23
『がっこうってどんなところかな?』と憧れているレーナをある日お兄ちゃんが学校に連れて行ってくれることに。スウェーデンの学校の様子が日本とあまり変わらないように感じて意外でした。パンケーキとこけもものジャムを囲んでの給食が楽しそう♪リンドグレーンとヴィークランドの『ぼくもおにいちゃんになりたいな』の続編。2015/03/20
かおりんご
19
読み聞かせ(232)なんとなく手にした本。日本の学校とは違うね、なんて言いながら読みました。パンケーキの給食が羨ましいそうです。2018/02/15
いっちゃん
13
お兄ちゃん優しい。学校も受け入れてくれるんやね、これまた優しい。2016/06/05
遠い日
10
お兄ちゃんのペーテルの学校に憧れる5歳のレーナ。一日だけ学校体験をさせてもらうことになった。学校のすてきなことも、ちょっといやなところも、みんなみんなつぶさに見て、感じるすてきな一日。学校が楽しいところだと思える体験でよかった。その日の夜の場面、レーナの充実感がしっかり伝わってきて、愛おしい。2013/03/22
がる
9
スウェーデン発。 連れて行ってくれるお兄ちゃんも、受け入れてくれる学校もやさしくて素敵。お国柄かな~。 やかまし村~の映画で、リサがポントス(羊)を学校に連れていくシーンを思い出しました♪ それにしても、親の影がいっさい見えないお話でしたね(^_^;)2013/04/02
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