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内容説明
いまだ震災被害が終息していないなかで、福島の子どもたちが見て、感じた、「3・11」、自分たちの「いま」、そして「これから」。彼ら、彼女たちの絵に込められた想いは、私たちに何を語り、何を問いかけているのか。
目次
3月11日 相馬に何が起こったか
子どもたちが描く故郷1 こわい海 へいわな海
3月12日 被災地の子どもたちに絵本と画材を!
4月6日 避難所での「お絵描き教室」
子どもたちが描く故郷2 またみんなであそびたい
子どもたちが描く故郷3 どうぶつとくらせる町
4月23日 はまなす館の「版画体験教室」
子どもたちが描く故郷4 もしもまほうがつかえたら
子どもたちが描く故郷5 ふるさとのみらい
5月26日 中村第二小学校の「総合学習」の授業
著者等紹介
蟹江杏[カニエアンズ]
東京生まれ。版画家。自由の森学園卒業後、ロンドンで版画を学ぶ。帰国後、国内外で作品を発表する一方、絵本、ポスター、舞台美術なども手がける。ライフワークとして、子どものためのライブペインティングやワークショップも行っている
佐藤史生[サトウフミオ]
1944年福島県相馬市に生まれる。66年法政大学卒業後、相馬市立中村第一中学校の講師として教壇に立つ。その後、原町市立原町第一小学校など福島県内の小学校で教鞭をとる。新地町立新地小学校、相馬市立飯豊小学校などの校長を歴任し、定年退職。現在は、相馬市教育委員会生涯学習課市史編纂室嘱託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
10
絵の持つ力・可能性を感じた。絵はいろいろな場面で使われてもいる。絵を見ると、その時の状態・状況もわかるのだ。”あのとき”の絵は、観ていてもツライものが多い。一方、描くことで吐き出し、そしていい方向へ行くということもある。人間の持っている力でもあるのだろう。そして、希望を感じる絵の多いことに、未来を実感できる。この絵は、たくさんの人に観てほしい。2014/04/25
きよた
1
子どもたちの絵の展示会で購入。実物を見たものもあり、また同じ子の他の作品も見ることができたので良かったです。子供達の明るい未来と福島の復興を心から願っています。2012/11/10