今日も森にいます。東京チェンソーズ―若者だけの林業会社、奮闘ドキュメント

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198631536
  • NDC分類 651.7
  • Cコード C0095

内容説明

東京で若者が林業で起業。不透明な時代にどう働き、どう暮すか?東京の秘境で原点回帰し実践しているヤツらがいた。農大探検部仕込みの非IT系ワーキングスタイル。

目次

第1章 今日は青梅の神社の杜にいます
第2章 林業マン青木亮輔の出来るまで
第3章 青木亮輔の80%は探検部で出来ています
第4章 東京チェンソーズ誕生物語
第5章 東京の秘境桧原村で暮らす
第6章 新生東京チェンソーズの探検が始まった
スペシャル対談三浦しをん×青木亮輔

著者等紹介

青木亮輔[アオキリョウスケ]
1976年大阪生まれ。東京農業大学農学部林学科卒。学生時代は「探検部」の活動に情熱を傾け、モンゴルの洞窟調査やメコン川の源流航下など、探検三昧の日々を過ごす。1年間のサラリーマン生活を経て、緊急雇用で林業の世界に飛び込む。2006年、森林組合から仲間3人と独立して若者だけの林業事業体「東京チェンソーズ」を立ち上げて代表、今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

19
こんな事業体があるとは知らなかった。6年ほど前から、森林整備ボランテイアとして、下草刈り・枝打ち・除伐とかをやっているので、ここで描かれていることも、ある程度は実感できる。だからこそ、その大変さや、森林を取り巻く厳しい状況は、まさに、そのとおりだと思う。森に携わる思いとして、次の世代のためにというのが、少なからずある。それが、リーダーを含め事業体の人たちの根っこにあるのが嬉しい。日本というスケールでは、小さなことかもしれないが、可能性を秘めていることだけは間違いないと思う。2014/06/22

NOBU

17
若者だけの林業事業体「東京チェンソーズ」は東京の秘境檜原村で林業を生業とすべく働いている。「森は『水と大気と太陽だけ』で自然に生長したのではなく、多くの人々の手がかかって健全な森林が育つ」地味で過酷な仕事であろうし、そんなに儲かるはずもないやろう。自然と一体になって壮大やとか綺麗にまとめるのも嫌やけど、確かに意義を感じる。但し、この先10年20年彼等が生業として続いてこそ価値がある。そうなって欲しいと切望する。誰もが「リアル神去」だと思うわな〜、巻末には三浦しをん氏との対談も有。2011/06/20

なおみ

14
若者だけの林業会社。異業種から転職した経験を生かした役割分担、ツリークライミングなど体験を通して木の良さを伝えるなど、従来のやり方に捕われず新しい取り組みをしている。その一方で、その山がどんな意志でつくられ、育てられてきたのかを大切にする。世代を越えて育まれる森林だからこそ、その歴史を尊重しながら、今の世の中にあった考え方も大切なんだなと思った。すごくカッコイイ林業会社。2022/01/14

クサバナリスト

10
本書の中に新人として登場している人の中には、現在、独立して活動をしている人もいるな~。 また、林業を通して、桧原村の文化事業にも青木さんは取り組んでいるらしい。2021/08/16

ねね

9
農大探険部出身の若手林業マン、やる気と本気の林業スタイル紹介本。楽しく読めました!若くして起業して、凄い。結果だけみればそうなのだけど、若手不足の職種にも関わらず求人が無く、臨時緊急採用で半年クールの雇用、しかも日当しかでない。そんな所に飛び込んで、本気をアピールして、地元に溶け込んで…と、その情熱と行動力が凄いです。三浦しをん先生との対談もあり。写真も沢山あってさらりと読めます。お薦め。日本の林業、ひいては山と未来の再生を担ってくれていて、ありがとうと言いたいです。私は体力ないから無理なので(泣)2014/03/04

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