本日は、お日柄もよく

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198629854
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

二ノ宮こと葉は、製菓会社の総務部に勤める普通のOL。他人の結婚式に出るたびに、「人並みな幸せが、この先自分に訪れることがあるのだろうか」と、気が滅入る27歳だ。けれど、今日は気が滅入るどころの話じゃない。なんと、密かに片思いしていた幼なじみ・今川厚志の結婚披露宴だった。ところが、そこですばらしいスピーチに出会い、思わず感動、涙する。伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入りすることになるが…。

著者等紹介

原田マハ[ハラダマハ]
1962年、東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史科卒。伊藤忠商事、森ビル森美術館開設準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、02年独立後、フリーランスのキュレーターとして活躍。05年「カフーを待ちわびて」で第一回「日本ラブストーリー大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Atsushi

495
図書館に予約して待ったこと数か月。ようやくこの作品を手に取ることができました。主人公のどこにでもいるような普通のOLこと葉が久美さんの指導の下「スピーチライター」として成長する姿が瑞々しく描かれて、読みながら応援のエールを送りたくなりました。「三時間後の君、涙がとまっている・・・」本当に素敵な言葉を頂きました。ラスト直前のワダカマの逆転ホームランは痛快。こと葉もきっと気立てのよい素敵な奥さんになることでしょう。お読みになっていない方は是非。お薦めの一冊です。2017/04/23

ミカママ

494
あ〜泣いた、泣いた、泣きました。もともと他人のスピーチに涙腺弱い私。(アメリカの政治家さんたちは本当にスピーチ上手です)。そんな私に、まさにど真ん中ストライク小説。誰も彼もが一生懸命で、必死に前を向いて生きている。簡単にいうとお仕事小説なんだけど、その裏で主人公たちを支える、家族愛、友情、そしてちょこっと恋愛も。なにもかもが盛りだくさんで、気持ちが弱っているあなたも、そうでないあなたも、元気をもらえること請け合いです。紹介してくれた読友さんに感謝しつつ。みなさんもぜひ読んでみてください。2014/07/31

射手座の天使あきちゃん

478
ちょいヤバ 原田マハさんハマりそうw!(笑)  掴み最高、主人公の「こと葉」さん 披露宴で居眠りしていきなりスープ皿に顔からダァ~イブ(笑) 続いてスピーチの内容にちょー感動、自分の結婚式でこんなスピーチ頂戴したら涙ポロッポロ(笑) その後の展開のありえなさにも大爆笑「あれよあれよ」、「そりゃないでしょ!」って突っ込み入れながら最後まで楽しめました  どうもありがとう♪ (^_^)v2013/03/01

takaC

418
先日図書館で借りた文庫版を読んでからとった行動は、1.文庫を返却、2.単行本を借りる、3.文庫を購入、4.単行本読了、の順。スピーチの機会は滅多にないけどその時は参考にできるといいな。2014/08/19

ダイ@2019.11.2~一時休止

386
結婚式のスピーチの話かと思いきや、最終的には郵政民営化とか政権交代とかの選挙の話に。面白かったのでいいけど。2014/08/05

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