内容説明
赤ちゃんのときに両親を亡くしたベッツィーは、町に住む大おばさんのもとで、それはそれは大切に育てられました。ところが、九歳になったある日、大おばさんが病気になり、ベッツィーは、田舎の親戚の農場に行くことに。泣き虫で人に頼ってばかりいたベッツィーは、まったく新しい生活をはじめることになりますが…?アメリカ・バーモント州の美しく豊かな自然を舞台に、厳しくも温かい家族に見守られ、さまざまな経験をとおして成長していく少女の姿を、のびやかに描いた物語。一九一七年に出版されて以来、世代を越えて読みつがれてきた、アメリカ児童文学の名作古典です。小学校低・中学年~。
著者等紹介
フィッシャー,ドロシー・キャンフィールド[フィッシャー,ドロシーキャンフィールド][Fisher,Dorothy Canfield]
1879~1958年。アメリカ・カンザス州に生まれ、その後バーモント州に移り住む。『リンゴの丘のベッツィー』をはじめとする子ども向けの読み物を多く書き、アメリカの児童文学作家のさきがけといわれる。小説やノンフィクション、教育書などの著作も多数。また、“ブック・オブ・ザ・マンス・クラブ”の選書委員として、二十五年にわたって精力的に活動した。長年の功績により、1957年、バーモンド州において、“ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー・チルドレンズ・ブック”賞が設立された
多賀京子[タガキョウコ]
1955年生まれ。岡山県出身。子どもの頃、アメリカで暮らし、現地の小学校に通う。上智大学外国語学部フランス語学科卒。絵本や児童文学の翻訳をするかたわら、図書館や小学校で昔話などを語るストーリーテリングの活動もしている。神奈川県在住
佐竹美保[サタケミホ]
富山県に生まれる。上京後、SFファンタジーの挿絵を描き始め、のちに児童書の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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