内容説明
９１１テロさえもユダヤの仕業？インターネット上で反ユダヤが大増殖中！その中心となっている『シオン長老の議定書』に対して、ユダヤ教ラビら有識者が緊急警告！「これはユダヤ教とユダヤ人の社会習慣とは正反対、真逆の発想を持った悪魔的書物だ」。『シオン長老の議定書』全文掲載＆初めての完全反論。
目次
序文―今なぜ「議定書“シオン・プロトコール”」なのか！？
現代の仮想世界と「議定書“シオン・プロトコール”」
インターネットの仮想世界に復活するデジタル世代の陰謀説
「議定書」はあの同時多発テロにも結びつけられていた
中東問題における「議定書」の悪意ある活用
「議定書」はグーグルによって各国語で世界に広められる
「議定書」が及ぼす影響―ヒトラーからシオニストの“米国支配”まで
なぜ「議定書」全文を掲載する決断を下したのか
反ユダヤ主義と陰謀説―なぜ陰謀なのか？―ヒトラーのユダヤ人陰謀説の心理学的根拠
なぜユダヤなのか―反ユダヤの政治・宗教・文化的な動機〔ほか〕
著者等紹介
クーパー，ラビ・アブラハム［クーパー，ラビアブラハム］［Ｃｏｏｐｅｒ，Ｒａｂｂｉ Ａｂｒａｈａｍ］
サイモン・ヴィゼンタル・センター理事長代理。多年人権問題活動家として世界を股に行動している人物。国際会議の組織者としても知られ、これまで、パリのユネスコ本部における反ユダヤ主義に関する国際会議、ホロコーストの被害補償に関するジュネーブ会議、ベルリンではデジタルヘイトに関する国際会議で活動した。雑誌「レスポンス」の編集長であり、児童書を１冊書いている。ユダヤ教神学大のエシバ大で学士及び修士号、ジューイッシュセオロジカル・セミナリーで博士号を取得している
ジェイコブス，スティーヴン・レオナルド［ジェイコブス，スティーヴンレオナルド］［Ｊａｃｏｂｓ，Ｓｔｅｖｅｎ Ｌｅｏｎａｒｄ］
アラバマ大（アラバマ州タスカルーサ）ユダヤ教学アロン・アロノブ基金講座教授及び宗教学准教授。専門分野はホロコースト及びジェノサイド、ポストホロコーストの聖書再解釈。一連のジェノサイド防止やホロコーストに対する認識涵養の団体で活動し、ジェノサイド研究者国際会議（ＩＡＧＳ）の財務担当理事もつとめている
ワイツマン，マーク［ワイツマン，マーク］［Ｗｅｉｔｚｍａｎ，Ｍａｒｋ］
憎悪とテロリズムに対する行動委員会の理事長、ヴィゼンタル・センター教育部次長、センターの国連ＮＧＯ主席代表、ホロコースト教育、追悼及び研究に関する国際協力行動委員会のアメリカ公式代表団メンバー、ホロコースト団体連合副会長。ニューヨークのユダヤ・カトリック公式対話グループメンバー。また、ジェノサイド防止を目的とするＮＧＯアイギス・トラスト、欧州安全保障協力機構（ＯＳＣＥ）の宗教・信仰の自由に関する専門家会議の各顧問もつとめている。１９９９年６月には、リチャード・ストックトン・カレッジ（ニュージャージー）憎悪・過激思想研究センターから、栄誉章をうけた。過激思想とコンピュータヘイト分野の専門家として知られる
滝川義人［タキガワヨシト］
昭和１２年、長崎県生まれ。中東研究者。早稲田大学第一文学部卒。駐日イスラエル大使館広報室勤務（チーフ・インフォメーション・オフィサー）を経て、京都外国語大学非常勤講師などを歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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