内容説明
何事もはじまりは仮説だ!それを定説や常識と思い込んでしまったらもう新しいものは生み出せない!あなたの“創造力”を触発する!!竹内ワールド。
目次
1章 お騒がせ話題を検証(近頃うわさのあの娘の理論リサ・ランドールの功績って?;ネット世界の百科事典、ウィキペディアとブリタニカ、どっちがより正確? ほか)
2章 サルと人はどこが違うの?(猿とヒトの違いってなに?水棲類人猿仮説;水棲類人猿説なら水中でどうやってHをしたの? ほか)
3章 めまぐるしく変わる宇宙仮説(昔はみんな、こう教わった「ビッグバン仮説」;量子って何の子ですか? ほか)
4章 地球、生命の始まりの仮説(ガイア仮説 地球は生きている?;定説を蹴飛ばした「細胞内共生仮説」 ほか)
5章 不思議すぎる古代文明(旧約聖書の元原稿は一体誰が書いた?;世界に散らばる地下都市伝説はどこまでほんと? ほか)
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
ネコ好きカガク作家。科学読み物、小説、エッセイ、翻訳など、硬軟とりまぜた作品群で人気を博す。『たけしのコマネチ大学数学科』(フジテレビ系)、『JAM THE WORLD』(J‐WAVE)など、テレビやラジオでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あきら
14
物理学や量子力学を方程式で理解しているような人には物足りないだろうけど自分のような文系脳にはこのライトな語り口がちょうどいい。最近テレビでもよく見かける筆者はちゃんと科学畑の人らしいけど、飲み屋で親爺にうんちくを聞かされてる感覚で読める。今、最先端の物理学、天文学、生物学、考古学なんかはこんなことやってるんやで。って感じでNHKスペシャルやディスカバリーchで喜んでるレベルの自分にはおあつらえ向き。「あったらいいなオリハルコン」とか。空想科学読本の香りがうっすらと…。学術書じゃないのでこれでいい。2015/09/02
白義
11
タイトルから暴露本や批判本の方向を期待すると裏切られるが(竹内薫にそんなもん期待するなというのも今更だが)、UFO、超古代文明のような与太話から、水棲類人猿説といったもう少し真面目なもの、そして著者お得意の最新宇宙論まで様々なびっくりするような仮説を幅広く知る雑学科学本としては相変わらず面白い。ただ文章はいまいち寒いと感じるところもあるし、手慣れの余技で書いたというか明らかに得意不得意で話の密度も熱気も違いすぎるぞ!チ○ポのくびれの理由、人類が社会生活を犬から学んだ共進化説辺りが面白い部分で著者の本では並2017/09/18
はみ
4
やったこともないんですが「進研ゼミみたいな本だなぁ」と思いました。“〇〇かもしれない”と考えることは真実に近づく第一歩であり、大きな浪漫なんだろうなぁ。2015/09/25
スプリント
4
様々な分野にわたって通説のようになっている仮説を取り上げています。著者を模したキャラとその助手の掛け合いで話が進んでいき参考文献なども紹介されています。結論まで至らずに終わってしまう仮説が多くモヤモヤ感が残りますが楽しめました。2014/10/02
nutts
4
日頃から科学に馴染みのない人達が、聞いたことがあったりとっつきやすそうな仮説をいくつか集め、個々の仮説検証というより、仮説に遭遇したらまずこう捉えよ、といったざっくりとした見方を示す。入門書を読む前に読む、リーフレットのような位置づけか?ただ、科学の進歩=計測機器の進歩=検証レベルの向上によって、幼いころ習った仮説が随分と書き換えられつつあるのは改めて実感。ときどき、Updateしないといけないなぁ。2011/03/06
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