内容説明
NHKの大型紀行番組「関口知宏の中国鉄道大紀行」の単行本化第3弾!「春の旅」のルートは、ラサから出発、中国南部をすみずみまでまわり、西安に到着する約17,000km。そして「秋の旅」は再び西安から出発、中国北部をめぐり、最終ゴールのカシュガルへ向かう約19,000km。本書は「秋の旅」の前半、西安から出発し、揚州や天津、首都・北京などを経て、旧満州時代に日本が建造した建物がいまなお数多く残る瀋陽までの行程を収録。万里の長城や龍門石窟などの歴史文化遺産、五台山や泰山などの絶景、秋に色づく山々や町並みを巡りながら、素朴な人々との出会いを重ねてゆく。魅力あふれる中国鉄道の旅を、書き下ろしの絵日記と写真で綴る。
目次
「秋の旅」出発前に―8月29日~9月1日
第11週 9月2日~9月8日―西安~揚州
第12週 9月9日~9月15日―揚州~天津
第13週 9月16日~9月22日―天津~五台山
第14週 9月23日~9月29日―五台山~下板城
第15週 9月30日~10月6日―下板城~瀋陽
著者等紹介
関口知宏[セキグチトモヒロ]
1972年7月1日、東京生まれ。立教大学経済学部経済学科卒業。大学卒業後の96年にフジテレビ「MMR未確認飛行物体」で俳優デビュー。以後、ドラマではNHK「あぐり」(’97)や大河ドラマ「利家とまつ」(’02)、NHKスペシャル「望郷」(’05)、TBS・花王愛の劇場「ママは女医さん」(’04)、映画では「危ない刑事リターンズ」(’96)や「SHADY GROVE」(’99)など数々の作品に出演。一方、00年には「スタジオパークからこんにちは」(NHK総合)で司会を務めるなど、多方面で活躍。04年には、NHKの番組「列島縦断鉄道12,000km最長片道切符の旅」で、JR線の一筆書き・最長ルートで日本列島縦断に挑戦、さらに05年「列島縦断鉄道乗りつくしの旅JR20,000km全線走破」では、春・秋の2回に分けて「最長片道切符の旅」で乗り残したJR線の区間をすべて走り、全線走破を達成。旅の間、毎日描き続けた絵日記も大きな話題を呼んだ。その後、NHKの番組でドイツ、イギリス、スペイン、ギリシャ、トルコ、スイスなど海外の鉄道旅にも挑戦。また06年からは開発途上国の問題解決に貢献する日本の援助や日本人の姿をレポートする「関口知宏の地球サポーター」(テレビ東京)でナビゲーター役を務める。07年には、中国の鉄道を最長片道ルートで巡る「関口知宏の中国鉄道大紀行」がスタート、「春の旅」「秋の旅」の2回に分けて、ラサからカシュガルまで36,000kmを走破する壮大な旅に挑む。音楽面でも才能を発揮し、04年7月26日には大室山ライブ『新生』を開催。そのライブで演奏された曲はCD『新生』として発表された。以後、毎年大室山でライブ活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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