内容説明
3000年前に編まれた中国最古の詩集『詩経』に始まり項羽、陶淵明、李白、杜甫、白居易など日本人に親しまれてきた50の詩を厳選。一首ずつ、えんぴつでなぞると豊かな漢詩の世界が広がります。
目次
第1章 紀元前~南朝(桃夭 周南―美しい乙女を桃にたとえて;鶴鳴 小雅―他山の石 ほか)
第2章 唐(照鏡見白髪 張九齢―青雲の志を抱きつつ;春暁 孟浩然―春眠暁を覚えず ほか)
第3章 北宋~明(北陂杏花 王安石―我が思いを花に託して;春夜 蘇軾―値千金、春の夜の夢 ほか)
第4章 日本の漢詩(九月十日 菅原道真―断腸の思いで太宰府へ;客中 一休宗純―風狂に生きた禅僧の夕 ほか)
著者等紹介
赤岩保元[アカイワヤスモト]
書家・美術家。1946年東京生まれ。神奈川県茅ヶ崎市在住。伝統美を現在に復活させる仮名書から自由で枯淡な現代書まで、幅広い作風をもつ書家。書の他に、版画・洋画・コラージュ・立体などの作品も発表している。松屋銀座、岩崎博物館、兜屋画廊(銀座・名古屋)等、個展歴は40回をこえる。また、展覧会以外の活動として、愛媛県内子町「和紙と書の町並みアート」(えひめ町並博2004にて)も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。