内容説明
ひでりつづきでたべものがなくなり、おなかをすかせたかっぱのかっぺい。おおきなきゅうりをはこぶ、ふしぎなおじいさんをみて、いそいであとをおいかけますが…?はたして、かっぺいはぶじにきゅうりをたべられるのでしょうか。『こんたのおつかい』でデビューし、たちまち人気者になった若手作家による待望の第二作。3さいから。
著者等紹介
田中友佳子[タナカユカコ]
東京生まれ。幼少期を自然に恵まれた神奈川県津久井郡で過ごす。武蔵野美術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
30
日照り続きで喉がかわいたかっぱのかっぺい。荷車にのせて運ばれる大好物のきゅうりを見かけ…よ〜し、ありついてやろう!緑色の物が見えたぞきゅうりだガブッ!あれっ?違った。しばらく行くとまた緑色の物が、今度こそきゅうり〜ガブッ!あれれっ?またしても違った。 どんだけ間違えるの(笑)さてさて、かっぺいはきゅうりにありつけたのでしょうか? 雨が降る描写が独特で見入ります。 今年の夏も暑かった。きゅうりをたくさん美味しくいただいた夏でした。 6歳2021/08/15
たまきら
22
おたまのクラスはかっぱ好き。かっぱが登場する話はなんでも大好きです。というわけで、表紙借りしたオタマ。かわききった大地とみずみずしいキュウリの対比がすごく素敵で「のどかわいちゃうね!」後書きで「砂漠を走ってるとき思いついたお話です」と書いてあって大笑い。すごくその感覚が伝わってきますよ、作者さん!2017/03/08
ヒラP@ehon.gohon
21
緑のものを見るときゅうりに思えてしまうかっぺいですが、その意外性と意外な展開が、ツボにはまりました。 きゅうり大好き人間には、よだれが出てしまうような絵本です。 絵がはっきりしているので遠目もきくように思います。 読み聞かせにピッタリですね。2018/08/08
サウスムーン
18
『こんたのおつかい』が好きなのでこちらをみつけてわくわく。もう大満足。繰り返す間違い、やっとみつけたきゅうりのまさかの展開に、ハラハラドキドキ。ラストも大満足。本も大きめで読み聞かせ向き。といっても既読の児童が多いけれど。きゅうりの季節に読みたい。2019/01/29
杏子
17
図書館の新刊コーナーにて立ち読み。読み聞かせにどうか?初めて読んだ作家さんだったが。2017/11/05
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