内容説明
ボニーは小さなねずみの女の子。おとうさんとおかあさん、それに、たくさんのおねえさん、おにいさんといっしょに、地下室にある、うえきばちに、すんでいました。でも、かぞくがあんまりおおすぎて、家は、いつもぎゅうぎゅう。だから、ボニーは、いつも、うえきばちから、おしだされてしまうのです。「あたし、どこにねたらいいの?」ボニーは、しょんぼりと地下室をでて、人間のすむ世界にあがっていきました。そして、その家の女の子、メアリーの部屋でボニーが見つけたのは…?!さし絵がたくさんはいった、たのしいものがたり。小学校低・中学年~。
著者等紹介
ゴッデン,ルーマー[ゴッデン,ルーマー][Godden,Rumer]
1907年12月10日生まれ、1998年11月8日没。生まれたのはイギリスのサセックス州だったが、父親の仕事の関係から生後六カ月の時にインドに移り住んだ。その後、イギリスとインドの両方の国を行き来し、作品にも色濃くその影響が現れている。長編小説、短編小説、戯曲、詩など、六十冊ほどの本を書いたが、ジャンルを問わずその根底には人生に対する肯定的な温かさがあると言われている
小比賀優子[オビカユウコ]
1960年生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒。出版社勤務、ドイツ留学を経て、児童書の翻訳や絵本の創作にたずさわっている
高尾裕子[タカオユウコ]
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。大手玩具メーカーの企画デザイン室を経て、渡米。アメリカでカリグラフィー、水彩画、銅板画などを学ぶ。帰国後、グリーティングカード、広告、雑誌、絵本の分野の仕事を手がける
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