内容説明
「エヴァ」以降「ラブ&ポップ」「彼氏彼女の事情」「式日」までを庵野秀明が語り尽した保存版。
目次
鴻上尚史―a contact
野田秀樹―2次元からの屹立。
幾原邦彦―戯作者たちの言い分。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ―閉塞した森の中で、ゆらめく波動にひかれて。
松尾スズキ―開拓者、幕間にて会話す。
いのうえひでのり―ACTION!
常盤響―表紙の人。
田口ランディ―虚構と現実。デジタルとアナログ。相対するものの間で。
林原めぐみ―「式日」をめぐる対話。
Dr.エクアドル―行き詰まってる?
著者等紹介
庵野秀明[アンノヒデアキ]
1960年5月22日山口県宇部市生まれ。脚本・監督等。大阪芸術大学在学中から、自主制作映像を作り始める。’84年アニメ制作会社ガイナックス設立に参加。’87年「王立宇宙軍オネアミスの翼」の作画監督を務め、’88年「トップをねらえ!」で監督デビュー。’90年「ふしぎの海のナディア」の監督を経て、’95年、空前のヒット作「新世紀エヴァンゲリオン」を世に送り出す。’98年「ラブ&ポップ」で実写監督デビュー。2000年には実写映画「式日」を発表。今日に至る
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感想・レビュー
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ケレット
3
奇をてらった構成は面白いと思う。いままで演劇を見てこなかったから興味がわいた。2021/03/28
shu
1
ランディ田口とのやり取りが最重。Dr.エクアドルとのものもなかなかエグい。ポロっと出てくる「生きてる」ってフレーズが妙に印象に残る。なんなんすかね、「生きてる」って。生きてることに先験的に本懐があるかのようなニュアンスを感じたんですけど(それも素朴に、誰でも経験しているだろう事実を言うような雰囲気で話していて)、あんまりそういう見方を知らないので新鮮でした。2018/03/17
夏緒
1
A○も撮ってみたいが、奥が深くて・・・と話されていたことが衝撃的。平然と差別意識なく話すんだなぁと感心しました。
helpless
1
エバで成功し名声も金もある、つまり、権力を手に入れてからの庵野の迷走ぶりが手に取るようにわかる対談集。松尾の章が読みにくいそこだけが不満。後書きの漫画家はモヨコなのか!と疑問だけ残る2010/07/19
ぽー
0
あんのさんって男前やな。 いろいろな新劇を見てみたくなった。2013/01/03