内容説明
さかなのハラルドは、「ともだちがほしいな」と、おもっていました。子ブタのインゲと、ことりのフィリップも、「だれかとあそびたいな」と、おもっていました。そして、沼のほとりでであったとき、みんながいっしょにはじめたあそびは…？ドイツで１９７０年代から読みつがれてきた、友だちといっしょにあそぶ楽しさがたっぷり味わえる絵本です。５歳から。
著者等紹介
ヴェヒター，フリードリヒ・カール［ヴェヒター，フリードリヒカール］［Ｗａｅｃｈｔｅｒ，Ｆｒｉｅｄｒｉｃｈ Ｋａｒｌ］
１９３７年、ダンチヒ（現在のポーランド領グダニスク）に生まれる。ハンブルクでグラフィックアートの教育を受け、週刊新聞の風刺画家として知られるようになったのち、子どもの本のイラストの仕事を始める。三十冊近くの子どもの本に文章や挿絵をかいている。また、子どものためのお芝居の作者としても、優れた作品を発表している
吉原高志［ヨシハラタカシ］
１９５３年東京生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了、独文学専攻。関東学院大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
15
【ドイツで1970年代から読みつがれてきた絵本】2001年6月発行。フリードリッヒ・カール・ヴェヒター作・絵。友だちがほしいさかなのハラルド、ぶたのインゲ、鳥のフィリップ。パパやママだけでは物足りない。3者が出会いいっしょにできることを探す。「かわった」「おかしな」「へんてこな」ともだちのおかげでずいぶん元気になる。読者とも一緒に遊べる提案がきりとり絵とともに。【143】2024/06/09
onion
1
さかなとぶたと鳥がともだちになる絵本、ちょっとナンセンス(鳥が泳ぎ、魚が歩き、ぶたが空飛ぶ！)で、会話が何ともかわいい。とても好きです。2011/06/25
timeturner
0
コブタも小鳥も小魚も絵がまるで可愛くないのに、お話を読んでいるうちに強烈に可愛く見えてくる。魚なんて本物じゃなくてタイヤキみたいなのにね。裏表紙の絵も好き。2013/06/14
