内容説明
ねこのシマシマは、まいにち、ずーっと、まって、まって、まっていました。かいぬしのフォードさんたちは、みんないそがしくて、シマシマにごはんをくれるひまもないのです。ある日、シマシマは、もうまつのがいやになり…じぶんでキャットフードをあけて、たべはじめました。「こんなにおりこうだったなんて!」と、フォードさんたちはびっくり。その日から、シマシマのくらしは、すっかりかわりました。レストランでおいしいものをたべたり、えいがをみにいったり…ところが、おりこうになるというのは、たのしいことばかりじゃないのが、しだいにわかってきて…?ある日とつぜんおりこうになったねこの、ユニークでゆかいなお話。5歳から。
著者等紹介
いずむらまり[イズムラマリ]
伊豆村真里。1972年東京生まれ。15歳のとき家族とアメリカ・コネチカット州へわたり、現地の高校に通う。ニューヨーク州ハミルトン大学芸術学部在学中、絵本の挿し絵に魅せられ、卒業後、ニューヨーク・スクール・オブ・ビジュアル・アーツにてイラストレーションを学ぶ。帰国後、出版社勤務を経て絵の制作に励む傍ら、絵本の下訳の仕事に携わる。『おりこうねこ』がはじめての翻訳絵本となる
コリントン,ピーター[Collington,Peter]
イギリスのリンカーンシャーに生まれる。大学で写真と美術を学んだのち、1986年に「リトル・ピックル」(未訳)で絵本作家としてデビュー、高い評価を受け、1987年には第2作「ちいさな天使と兵隊さん」(すえもりブックス刊)でスマーティー賞を受賞。ほかの作品に「トゥース・フェアリー」(BL出版刊)「天使のクリスマス」(ほるぷ出版刊)など。妻と娘とともにイギリスのドーセットに在住
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感想・レビュー
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つくよみ
ぷれば
ちえ
Gummo
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