内容説明
ニコルは、フランス生まれの、身長五センチほどのおじょうさんねずみ。アメリカへやって来て、元軍人の親切なおじいさんねずみと、ふたごの子ねずみたちと出会い、楽しくくらしています。ところがある日、ニコルがちょっと目をはなしたすきに、ふたごが「野いちご原っぱ」で行方不明になってしまいました。そこは、「足をふみいれたねずみは、二度と帰ってこない」といわれる、おそろしい原っぱなのです。そして、ふたごをさがしに、ただひとり野いちご原っぱにやって来たニコルの前に、「ロックフォール団」となのる、三びきのなぞのねずみたちがあらわれて…?おじょうさんねずみと、なかまたちが、大きなねこを相手に大ぼうけん!スリルがあって、楽しくて、かわいいお話。小学校低・中学年から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
36
行方不明の双子のネズミを探すために主人公のネズミのニコルと、出会ったロックフォール団のネズミの冒険物語。登場人物が魅力的で、テンポもいいし、スリルもあって面白かったです。2022/05/22
lovemys
2
すごく面白かったぁ~!!小さな冒険かと思っていたら、結構大事でビックリした(笑)素敵なロックフォール団とニコラと少佐と双子ちゃん♪ネコのキーツだっていい味だしてるし☆登場人物(ねずみだけど)が全て魅力的で、とても素敵な物語でした。清々しさが感じられましたよ(笑)これを人間に置き換えると、かなりのホラーになるけど、ねずみだから、ちょっと緩和されている(笑)息子氏(小2)も夢中で読んでました。著者の翻訳本が他にはないようで、ちょっと寂しいな。物語はたくさん書いているようなので、もっと読んでみたいなぁ~と思った2015/02/05
きゅー
0
面白かった〜。冒頭は若干入り込みにくかったけど、ロックフォール団出てきたあたりから、もうワクワク。一気に読んでしまった。やっぱこういう冒険ものとか好きだわ〜。うぬぼれ屋のネコが、ありがちだけど笑える。こういうキャラもいないとね(笑)2014/01/24
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