教科書が絶対教えない キリスト教 封印の世界史―西欧文明のダークサイド

教科書が絶対教えない キリスト教 封印の世界史―西欧文明のダークサイド

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198606657
  • NDC分類 192.3
  • Cコード C0016

内容説明

この世で最も危険な発想はどこから生まれるのか。世界を支配してきた西欧文明の政治・経済・科学の原理の奥深くに根を下ろす、「唯一至高の男性神」は、地上のあらゆる物質と生命から超自然的な力の一切を追放。その一方で、異端審問・拷問・魔女狩り等によって、人間のあるがままの心を串刺しにし、社会を操る強力な道具だてともなってきた。本書はこの恐るべき「破壊思想」と「暗黒の裏面史」を真正面から見つめ直すことによって、痛めつけられ荒廃したすべての精神に「気づき」と「癒し」をもたらしてくれる―。

目次

はじめに キリスト教会が西欧文明に与えた消えざる傷痕
序章 教会が「神なき社会」の創造者となる歴史の皮肉
第1章 唯一至高神の出現―紀元100~400年
第2章 ローマでの政略―紀元200~500年
第3章 性欲・自由意志・輪廻の全否定―紀元300~500年
第4章 暗黒時代の停滞―紀元500~1000年
第5章 中世の変革を押え込む―紀元1000~1500年
第6章 異端審問・奴隷制・拷問の時代―紀元1250~1800年
第7章 宗教改革の欺瞞―紀元1500~1700年
第8章 魔女狩りの時代―紀元1450~1750年
第9章 遠ざけられた自然
第10章 神なき世界―紀元1600年~現在
結び 神・人・自然、そして人間同士を遠ざけた「破壊的思想」のゆくえ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビリー

3
キリスト教圏での生活の中で違和感が大きくなったので手にとってみた。期待した通りの内容ではあったけど、予想した以上に胸糞悪くなった。牡蠣の殻で肉を削いで殺すってなんだそれ。。。虐殺の歴史は人類史上幾度となく繰り返されているけれども、一時の戦争や独裁者のせいではなく、これほど長期間に渡って継続した例は他にないのではなかろうか。しかもそれを行った宗教・組織が現存しており、善や愛を謳っているというのがなんとも。もちろん、あくまで一つの側面だということを念頭に置いて読む必要はあるが、著者の生命が心配になる本。2017/06/08

いつき

0
歴史好きの人には周知かも知れないキリスト教の暗黒史。原文と参考文献に当たれないので話半分で読んだけれど、キリスト教の傲慢で汚くてエグい面が見れて面白かった。 こんな本よくキリスト教圏で出せたなぁ。 2011/04/15

MIRACLE

0
西欧のキリスト教会の、過去から現代に至る負の歴史を、引用文を交えて、断片的に粗述した本。論証という点では、いまいち。本書をもとに教会を批判すると、恥をかく。2018/10/15

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